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赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

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皮ジャン反抗族
'78年東映セントラルフィルム製作。監督は長谷部安春。
昼間はしがない自動車修理工の舘ひろしも、夜になればディスコキング。今夜もDJ・林ゆたかのディスコでフィーバー。ノリノリでフィーバーしていると、にっかつロマンポルノスケバン軍団が乱入。金髪のヅラを被った山科ゆりが仲間の顔をカミソリでハスった!なおも暴れようとするスケバンたちに見かねたディスコクイーン・夏樹陽子は仲裁に入るが逆にやられそうに。そこへ立ちはだかる我らがキング舘。無言の威圧感でスケバン達を制圧。
ディスコの駐車場に停めてある愛車ハーレーに跨る舘。すると物陰から襲い来るスケバン軍団&片桐竜次を筆頭とする不良達。ロクに抵抗もせずボコボコにのされる舘。そこへ陽子と連れの男がやって来たため事無きを得る。不良達の大ボスは井上陽水風のパーマにデカイサングラスの内田「Rock'n Roll」裕也。『ろぼっ子ビートン』の「ガキおやじ」ですか!(笑)
ある夜、ディスコで陽子の連れの男に難癖付けられる舘。得意のバイクでチキンレース。もちろん舘の勝利。気分が良くなった舘は公園の噴水に入る。そこへやってくる陽子&ディスコの仲間達。林ゆたかのラジカセによるDJプレイで深夜の噴水はディスコに一変!フィーバー!レッツダンシン!!
下半身の火照る舘&陽子はハーレーにタンデム。後ろに乗ってる陽子に「寒くないかい!」と尋ねる舘。そりゃびしょ濡れだから寒いよ!(笑)そのままホテルに直行してベッドでオールナイトロング!
舘の勤める修理工場の未亡人・白石和子は工場主任と不倫関係。思春期の息子は面白くない。そんな息子に昔の自分を見た舘はバイクの乗り方を教える。
サカリの付いた猫のように逢瀬を重ねるキング&クイーン。しかし陽子の「私、金持ちの妾なの」という告白に傷ついた舘は陽子と別れる。
街で知り合った娘・森下愛子は妊娠中。「一緒に産婦人科に行って」と哀願された舘は断りきれず同行。しかしその姿を仲間に見られ、あらぬ疑いをかけられてしまう。
後日、森下愛子に自室に誘われ、「抱いて!」と迫られる舘。しかしそんな愛子を平手打ちの男・舘ひろし。理不尽だ…。
ある日、未亡人宅に呼ばれ、「息子にバイクを教えないで」と頼まれる舘。ほつれていた作業服を繕ってもらっている最中、帰ってきた息子は勘違い。舘のハーレーで暴走。「さらば青春の光」よろしく谷底に転落、即死。呆然と見つめる舘。そのままディスコへ直行、フィーバー!というかその前に警察に行け!
夜の公園をフラフラ歩く舘。いきなり暗がりから飛び出してきた片桐竜次にジャックナイフで刺される。竜次は森下愛子の兄で、妹をハラませたのは舘だと勘違いしたのだ。真夜中の公園で一人息絶える舘。  ~終~

東映本社ではなく、系列の東映セントラル製作の本作。そこはかとなくテレビの刑事ドラマ臭がする画面と出演者達。片桐竜次&中西良太という「大激闘・マッドポリス'80」の二人が顔を合わせているのは見逃せない。女優陣は夏樹陽子以外はにっかつロマンポルノ系。それこそ団地妻・白川和子から青い果実の(当時はね)森下愛子まで揃っていてこれまたマニア必見。しかし普通、『皮ジャン反抗族』というタイトルから連想されるのは「ロックンローラーの反逆」じゃないだろうか?この映画は主人公の服装こそロッカーだが、全編に流れるのは安いディスコミュージック。元クールスの舘、そしてユーヤさんはどう思ったのだろう。当時の世界的なディスコブームに呼応してのことだろうが、「サタデーナイトフィーバーみたいな映画でガキをコヤに呼ばんかい!」という映画会社のオヤジの計算が見え隠れする。しかし、伝説の『野良猫ロック』シリーズの監督と同一人物が撮ったとは到底思えないダルでしまりのない映画だ。整備中の舘が不良の車に引きずられる『野良猫ロック・セックスハンター』そのままの場面もあるのだが。ストーリーも紋切り型の悲劇が続くだけのルーチンワーク。どうも日本の映画人と「ディスコ」という素材は水と油のようである。主人公・舘は口の端でボソボソ喋る無口な若者。口下手で自己弁護が出来ないから状況はどんどん悪くなるばかり。ある意味リアルな若者像ではあるのだが。そんな舘が唯一自分を解放できるのがディスコのはずなんだが、踊っていても一つも楽しそうでないのはなんでだろう?スタッフもキャストもディスコ映画にフィーバーできなかったからか?いっそ「あぶない刑事」繋がりで主人公・柴田恭兵だったらよかったのに…。



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

東映プログラムピクチャー | 11:58:28 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
うふふ
ぼくこの映画大好きなんですよ(笑
噴水で踊るとことか(笑
2006-07-16 日 15:55:47 | URL | みぎめ [編集]
噴水シーン、笑いすぎて息が出来なくなりましたよ(笑)

あと、産婦人科のベッドの上の森下愛子に舘が
「チチチ、チチチ」とディスコミュージックのリズムを教えるとこ、
小鳥がさえずってるみたいで激プリティでした(笑)

なんかコケにしてばかりですが、この映画の舘ひろしは口下手かつ
不器用でディスコにしか居場所が無い若者の
焦燥感みたいなものを見事に体現してると思います。
映画の中での主人公の居心地の悪さは、俳優転向して
手探り状態の舘本人の境遇も少なからず反映されてたんでしょうかね?
2006-07-16 日 16:32:31 | URL | 赤ペン [編集]
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