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赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

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武闘拳 猛虎激殺!
'76年東映東京。監督は「女必殺拳」の山口和彦。
場所はメキシコ(とスーパーで出るけど日本の撮影所内の空き地)。空手遣い・倉田保昭は彼の地で空手を見世物にしてさ迷っていた。罪もないニワトリ相手にクラタの武闘拳が炸裂したストップモーションにタイトルIN。タイトルバックは「燃えよドラゴン」風の鏡の間でプロ空手・大塚剛と死闘を展開するクラタ。
所変わって横浜。ここでは空手チャンピオン・矢吹治朗(千葉治郎)と覆面の挑戦者・アイアンドラゴン(クラタ)の空手タイトルマッチが行われようとしていた。二人の技の応酬。最後はドラゴンの「ドラゴン!電撃矢車蹴り(とスーパーが出る)」が炸裂して勝負あり。しかしその試合はチバ弟が勝つはずの八百長マッチであった。悪のプロモーター・深江章喜に仲間入りを勧められるがクラタは拒絶。
場所は奇巌城(とスーパーが出る熱海城)。「カトマンズ拳法」やら「背骨折りの怪腕力士」やらといちいちスーパーが出る怪しい用心棒がたむろする城の城主・石橋雅史&堀田真三兄弟に事の次第を報告する深江。この兄弟はかつてクラタの父と共に海底の財宝を探し当てたのだが、欲にかられて父を殺害した仇だったのだ。
一方、敗れたチャンピオン・チバ弟は自暴自棄になり酒浸りの日々を送っていた。しかしクラタとの雨の中の大喧嘩&お決まりの仲直り。そこへなぜか加わるリーゼントのチンピラ・清水健太郎。その日から三人の(浅いプールでの)修行の日々が始まる。
そんなクラタたちを黙って許しておく石橋兄弟のはずは無く、ジムの会長を拉致して拷問&殺害。怒りに燃えたドラゴン・クラタは「目には目を」の仁義なき東映魂で堀田真三を素手で殺害。
石橋に次に捕らえられたのはチバ弟(学習能力ない奴ら)。健闘も空しく城のペット・猛虎シーザーに激殺される。
石橋側についたライバル・大塚に破れ死線をさまようクラタは石橋の情婦に助けられる。この女は父と共に殺されたクラタの兄の恋人だったのだ。女は城に捕らえられたチバ弟の妹(紛らわしい表現でスミマセン)を救おうとして石橋にバレ、またもやシーザーの三時のオヤツに。
クラタ&シミケンのコンビは古風にもロープで城に侵入。「死亡遊戯」よろしく用心棒達と死闘&激殺。しかし日本刀遣いにやられそうになったところを大塚が「こいつは俺が倒す!」と助け舟を出す。直後、クラタに倒される大塚。バカである…。
映画も終盤、檻に閉じ込められるクラタ。お待たせしましたとばかりに襲い来るシーザー。じゃれてるようにも見えますが。クラタはシーザーにわざと自分の腕を噛ませて(!)スキが出来たところを猛虎激殺!檻を蹴破り脱出(最初から破れ!)。
そして最後はもちろん石橋との死闘。手に「燃えよドラゴン」のハン風鉄の爪を付けて襲い来る石橋を得意の高速キックで激殺するクラタ。お約束どおり城は紅蓮の炎に包まれ消失。クラタの心に去来するものは…?-終-
和製ドラゴン・倉田保昭の古巣・東映での唯一の劇場主演作。もっとも内実は「虎相手のショー映画はイヤだ」と断ったソニーチバの代役だったそうで。この映画、実際みてみるとチバちゃんの判断は正しかった、と言わざるをえない。まず脚本がつまらない。最初から「猛虎」とか「熱海城」とかの小道具や舞台の制約があったためかストーリーが中途半端で盛り上がらない事はなはだしい。この時期には空手映画もやり尽くされて既にネタ切れだったのか?登場人物の交通整理もされてなく、一緒に奇巌城に入ったシミケンは途中でどこへ行ったか分からなくなる。てっきり用心棒にやられたのかと思いきやラストシーンには倉田と並んでるし。加えて演出がまずい。せっかくの世界のクラタの超絶アクションもはっきり見えなくて欲求不満だ。東映風アクションとの相性が悪いのか?ブルース・リー映画の安易なパクリが多いのも鼻につく。キャストも妙に小粒で、チバの映画なら天津敏や山本麟一が演じるような悪の大ボスが石橋雅史だったり、最強の敵が(空手の実力はさておき)華のない大塚剛だったりかなり寂しい。プロ空手の面々も何人かクレジットされてるがほとんど「悪役A、B」みたいな扱い。倉田もGメンとの掛け持ちが忙しかったのか出ずっぱりじゃないし。と、いつになく厳しい事を書いてしまったが、なんと言っても私にとって倉田保昭はテレビ「闘え!ドラゴン」を見て以来の憧れのヒーロー。期待が大きかったため、とご容赦頂きたい。「みようみまねで空手をつかうことはぜったいにやめましょう!」



テーマ:邦画 - ジャンル:映画

東映プログラムピクチャー | 18:59:28 | トラックバック(0) | コメント(0)
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