■プロフィール

赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

マイクロアドBTパートナーでおこづかいゲット!


■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
白昼夢 殺人金魚
今日は江戸川乱歩シリーズ明智小五郎の 「白昼夢 殺人金魚」を鑑賞。
70年東映・東京12ch製作のテレビシリーズの一篇。
監督は東映の子供番組で(一部に)おなじみ佐伯孚治(たかはる)。
東映という会社は不思議な会社で、明らかにすごい才能を持ちながらなかなか本篇が撮れない監督、という人が多い。たとえば佐藤肇とか、小林義明とか。佐伯監督もその一人。何らかの表沙汰に出来ない事情なのだろう。インテリほど冷や飯食わされる会社なのかもなあ。
明智役に「女番長」シリーズにも出ている滝俊介(後に溝口舜亮と改名)、 助手・亜沙子は異常性愛路線の常連・橘ますみ。 滑舌悪くて間が抜けた小林少年に現・東映社長の岡田裕介というのは悪い冗談としか思えない。ゲストにはまだ毛がある頃の斉藤晴彦。この人も後の東映子供番組常連だ。
幼い頃、夜店で買った金魚を父親に便所に捨てられた明智、という回想から話がスタート。本業の大学講師の仕事が暇な明智は新宿駅前で易者のバイト(!)をはじめる。同じ頃、世間を騒がす奇妙な殺人事件の数々。明智と同じく易者をやっている斉藤晴彦は、占いの依頼者の悩みを聞き、気まぐれに殺人を繰り返していたのだ。糖尿病の悩みを告白したサラリーマンを大量の菓子がある地下室に監禁し餓死させたり、高倍率の公団住宅への引越しを希望する家族のために水道に毒を入れて公団住宅の住民を皆殺しにしたり。そんなある日、有名スター・佐々木功のフィアンセに横恋慕する冴えない男・安藤三男の恋の悩みを聞いた斉藤は安藤を殺害。佐々木の披露宴のウェディングケーキに安藤の生首を入れパニックを引き起こす。斉藤はその機に乗じて佐々木を連れ出し、缶詰工場の倉庫に監禁、缶切りを渡す代わりに全財産を没収。更に新婦を食事に誘い、売春を持ちかける。500万円積まれて誘いに乗ってしまう新婦。やがて斉藤の正体に気づいた明智は斉藤に迫るが、逆に銃で脅され、地下の下水道に連れて行かれる。そこで明智を殺そうとした斉藤は突然、現れた巨大な金魚に呑み込まれ下水道に消える。呆然と見送る明智…。
とにかくこのエピソード、ポストからのぞいた銃口が無差別に通行人を殺す、とか、嬉々として新居に向かう家族と団地の窓から大量に運び出される棺桶、とかシュールなイメージの連続!「シュール」などという陳腐な形容しかできないのが恥ずかしくなるほど。斉藤晴彦の今と変わらないハイテンションな演技も最高。その内容のためか本放送を見送られた本作は盟友・小林義明監督の同じくシュールな「殺人狂想曲」とともに懐かしの「金曜スペシャル」の枠でオンエアされた。先日、ファミリー劇場の「帰ってきたウルトラマン」回想番組に出た佐伯監督は、この番組を見た円谷プロのプロデューサーにウルトラマンの演出を依頼されたと語っていた。いい話である。しかし主人公を「岡田裕介」と間違って覚えていて歳月の流れを感じさせたが。



テーマ:懐かしいテレビ番組 - ジャンル:テレビ・ラジオ

TV | 14:32:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。