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赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

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私のトラウマアニメ
最近、同年代やそれより少し下の年代の人間と昔見たアニメの話をしていて不満な事。それは「ガンダム」の話ばかりな事。1969年生まれの私はファーストガンダム直撃世代な訳だが、オンタイムではあまり観ていなかった。それは私の故郷・山陰地方でガンダムを放映していたのが日曜朝8時からの地元のスーパー提供の「こども劇場」の枠だったからで、日曜の朝から鬱なアニメ観たくなかったからだ。と、いいつつその枠は同じ富野監督の鬱な「海のトリトン」をはじめ、「原始少年リュウ」、「バビル二世」とか、およそ爽やかな朝にはふさわしくないラインナップ揃いだったんだが、それらはあまり抵抗無く観ていた。ファーストガンダムは敵のザクなどのモビルスーツは兵器っぽくてカッコイイなと思っていたが、主人公メカのガンダムの白地に赤・青・黄色というカラーリングはオモチャみたいでダサイなと思っていた。実際、オモチャメーカーに押し付けられた色だったようだが。ちょうどこの頃、小学校高学年で、子ども扱いされる事を極端に嫌っていたため、そういうの見て『ナメられてる』と思い込んでしまったらしい。もう少し幼いか逆に大人だったら抵抗無く受け容れられたかもしれない。出会った時期が悪かったんだろう。と、言うわけで今回は私がそんな思春期に入る前に観て影響された、というか心に傷を負ったアニメについて書きたいと思う。



新造人間キャシャーン
タツノコプロ作品。タツノコプロは「タイムボカンシリーズ」などのギャグアニメの印象が強い会社だが、同時にハードな設定のSFアニメもたくさん作っていた。本放送当時、幼稚園児だった私は「ロボットはともだち」みたいな感覚だったのだが、一話で道路工事などの作業ロボットが一斉蜂起して人間を襲うシーンを見て強い恐怖をおぼえた。以下、ロボットに制圧された世界でのレジスタンス・キャシャーンの孤独な闘いが毎週続くのだが一番ショックだったのが最終回、ロボット達が倒され平和が訪れたにも関わらずキャシャーンが生身の人間に戻れなかった事。キャシャーンは改造した父親を責めもせず「仕方ありません」と納得していたが、画面を見ている幼稚園児の私は一つも納得できなかった(笑)。実写映画化したキリヤ監督は同世代。当時、恐らく同じような思いを抱いた事だろう。そう思うとあの映画も少しは納得できるかも。アマチュア特撮マニアが作った「ゴジラ」や「ウルトラセブン」みたいな物だと思えば理解できる気がする(失礼な比喩かもしれないが)。なお、このアニメにはガンダムの富野監督も演出家として参加。タツノコ作品への参加が後の自作に影響を与えている事は想像に難くない。



ブロッカー軍団Ⅳ・マシーンブラスター
暴風雨の中、立ち上がる主人公搭乗ロボ・ボスパルダーの映像に小林亜星作曲・ヒデ夕樹歌唱のコブシの回った主題歌が流れるオープニングが素晴らしいアニメ。製作は名作シリーズの日本アニメだが実際の作業はタツノコプロから独立した葦プロが担当。悪の女王に仕えるのがチビの科学者と巨漢の軍人だったり、そこここにタツノコテイストを感じる本作。主人公は孤児として育てられ少年院にいる不良少年という「あしたのジョー」みたいな設定。本家同様、ハードなドラマ志向で毎回、浪花節なエピソードの数々(茶化してるわけじゃないよ!ホントに好きなんだよ)だが、トラウマだったのが「見せろピコット!ロボット魂」というエピソード。ブロッカー軍団の基地にいる鉄腕アトムのバッタもんみたいなロボット「ピコット」。子供ながらに「何のためにいるんだろう?」ってキャラだった。今、見れば超合金(「ポピー」じゃないので呼称が違ったが)オモチャを売りたいから、という大人の事情が伝わってくる意味無しキャラだったが、この不気味な人型ロボを中心に据えたのが本エピソード。事故にあいそうな少女を間一髪、助けたピコット。その時、ピコットは少女に恋をしてしまうが、後日、基地を訪れた少女はピコットにお礼の品を渡す。有頂天になるピコットだが中に入っていたのは鳥型の油差しだった。ロボット扱いされた事に怒り狂ったピコットは十万馬力で基地を破壊する、という怖い話。日頃から無表情な人形のようなキャラクター(当たり前か)だっただけに、初めて見せた内なる邪悪な衝動に震えた。しかし、自分が思いを寄せた女性に異性として見られてない、という話でもあるわけで、大人になった今観るとまた違った痛さがあるなあ(笑)。
宇宙戦艦ヤマト
今でこそSFアニメの古典のように言われているヤマトだが、第一作の本放送当時は「アルプスの少女ハイジ」と円谷プロの「猿の軍団」に挟まれて視聴率的に苦戦していたらしい。幼稚園児だった私の家のテレビのチューニングは何の疑いも無くハイジに合わされていたし。しかし、ある時、何かの間違いで観てしまったヤマトに強いトラウマを受けた。「浮かぶ要塞島! たった二人の決死隊!!」というエピソードである。宇宙要塞を破壊する任務を受けた古代進と工場長の真田。要塞に侵入し爆弾を仕掛けようとするも、真田は突如、襲ってきた触手に手足を捕まえられ身動きが取れなくなる。古代に向かって冷静に「俺の手足を切れ!」と言い放つ真田。彼の手足は作り物だったのだ。子供の頃、姉と行った遊園地のロケットカーの事故で姉を失い、自身も手足を失った真田。以来、科学に憎しみを覚えるようになった真田は科学に復讐するため科学者になったのだ。なんといっても手足のない真田が古代に背負われて語りかけているビジュアルがスゴすぎ。青野武の声で語られるエピソードは一度見たら科学への憎悪と真田への恐怖で一杯になること請け合いだ。



と、いった感じで七十年代アニメから多くのトラウマを受けた私は、ガンダム放映時にはすっかりすれっからしになっており、鬱な展開にも『狙ってんなぁ』といった感想しか持てなくなっていた。前述の通り出会った時期が悪かったとしか言いようがない。しかし声を大にして訴えたいのは、ガンダムが確立したといわれているリアルロボットアニメの系譜が決して突然変異などではなく、先達の累々たる屍の上に成り立っているという事。そんな過去の作品達に敬意を払うことなく、徒にガンダムを神格化し、あまつさえ「ガンダム顔」したロボットさえ出てりゃいいだろ的発想でシリーズを垂れ流す商業主義の塊のような某玩具メーカーに天誅!!スマン、今回はガンダムに乗り遅れたヒネクレオヤジの戯言だったな…。

テーマ:懐かしのアニメ&漫画 - ジャンル:アニメ・コミック

TV | 14:38:31 | トラックバック(0) | コメント(5)
コメント
こんにちは
見ている映画が似通っているなと思っておりましたが
同じ年生まれでございましたか

ガンダムとキャシャーン 確かにそうですね
アンドロ軍団のロボットの職業特化性ときたら ガンダムの上をいくかもしれません
宇宙戦艦ヤマトの裏番組が懐かしすぎます
猿の軍団など いまさらながらに口に出すとは予想すらしておりませんでした^^;(軍艦マニアな私は初回からヤマトの方へ釘付けでした)
2006-02-25 土 08:55:33 | URL | スカル [編集]
おおっ、ご同輩でしたか!
私は昭和44年1月生まれです。
これからもよろしくお願いします。

昔はいろんなアニメがあったし、
再放送も多くてバラエティーに富んでましたね。
最近、身の回りが「ガンダム一辺倒」な感じだし
地上波では再放送もロクにやらない癖に
芸能人をスタジオに呼んでVTR見せて
『なつかしー、見てたー!』とか言わせる
安易な番組をいまだにやってるし、で
少々フラストレーションが溜まっていたのです。
『ビデオで見ればいいだろ』って意見もありますが
そうなると見るのは一部のマニアだけになって、
「アニメ」というジャンル自体が衰退していくように思います。
まあ、そんな事は現行のアニメを一本も見てない私が
心配する事じゃないかも知れませんが…。
2006-02-25 土 10:26:52 | URL | 赤ペン [編集]
こんにちは。
日記、興味深く拝見させて頂いております。

私は1978年生まれなのですが、海のトリトンやバビル二世は子どもの頃、朝やってました。夕方からはウルトラセブンを再放送しており‥‥といった環境に育ちました。ガンダム(ただし逆シャアまで)はすっかり大人になってからビデオで見ました。まあそれなりに好きという感じです。神格化はちょっと;
ガンダムのカラーリングに関しては岡田斗司夫氏も同じようなことを書かれておりました。もしかして同世代では??
私も断然ザク等の方がかっこいいと思いますが。
2006-04-26 水 17:09:35 | URL | ブリ [編集]
>ブリさん
中学生時代の再放送で実相寺監督のウルトラセブンを見たことが
その後の私の特撮泥沼人生を決定付けてしまいました。
恐ろしい作品を見てしまったものです。
私もさすがにオタキング岡田氏よりはだいぶ若いですよー!(笑)
高校生の頃、アニメックの「ためになるゼネプロ講座」とか
読んでた世代ですから。
2006-04-27 木 02:03:44 | URL | 赤ペン [編集]
わわ、すみません、失礼致しました!
岡田氏の年齢を知らずに発言してしまいました。

幼心にエレキングの最期は超衝撃でした。
私の世代だとトラウマ作品は北斗の拳やキン肉マンなのですが、
セブンを見ていたためよりウェットな質感に惹かれたとでも言いましょうか…
とにかく特撮好きになってしまいました。
本当に恐ろしいことです(笑)
2006-04-27 木 10:44:55 | URL | ブリ [編集]
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