■プロフィール

赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

マイクロアドBTパートナーでおこづかいゲット!


■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
暖簾
今日から映像文化ライブラリーの「川島雄三監督特集」再開。
朝から、おじいちゃん・おばあちゃんに混じって鑑賞した。

今日の上映は『暖簾』
一杯飲み屋の話ではない。
いかにも花登筺が書きそうな大阪商人の立身出世モノだが、
原作・山崎豊子。本人の生家がモデルの処女作なんだそう。
川島監督は洒脱な都会派だと思っていたのでちょっと意外。
しかし、そういう出世モノにありがちな陰湿で重苦しい話にならず、
笑いを交えた軽妙な作風はやはり川島監督らしい、と言うべきか。

淡路島から単身、大阪にやってきた少年が、
大店の昆布問屋の主人に拾われ、丁稚奉公。
苦労を重ねて商いを学んだ可愛い少年は、なぜか森繁久彌に成長。
やがて主人から暖簾分けしてもらった森繁は、
商いに精進して店を大きくする。
ストーリーは、そんな昆布問屋の二代に渡る繁盛記。
二代目の息子の役も森繁の二役。
とにかく、上映時間の多くを森繁で埋め尽くされた、
モリッシーマニアにはたまらない内容。
アクティブなラガーマンの二代目森繁。
走り回る森繁。
単車を乗り回す森繁(タンデムする中村メイコ)。
一人で愚連隊を叩きのめす森繁。
闇屋をやってる元使用人をタレ込んで店を奪い取る森繁…。
まさに『森繁久彌・やらずぶったくり』。素晴らしい不良番長ぶり。
知床旅情歌ってたり、葬式で弔辞読んでたりするのとは
違うアグレッシブな森繁の姿。50年も前ですもんね。
奥さん役の山田五十鈴は50年前も今もあまり変わらず。

関西を襲った室戸台風の場面では、短いながらも
ミニチュア特撮も交えたダイナミックなスペクタクルが描写される。
意外な見せ場に大満足。
一人二役のマスク合成も、モノクロゆえに自然な仕上がり。
特撮のクオリティの高さは東宝系列の宝塚映画制作だからだろうか?

ネイティブな大阪弁飛び交う映画だが、
当方が関西人でないからか、出演者の大阪弁に不自然さを感じない
(もっとも、現地の人が見たらまた違った感想のような気もするが)。
ともかく、2時間超の上映時間も苦にならないのはさすが川島雄三。
今後の上映作品も楽しみだ。






テーマ:昔の映画 - ジャンル:映画

東宝 | 01:08:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。