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赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

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「男と女の間には」
最近、劇場やDVDで観た映画を紹介。

『下女』
コワい…

映像文化ライブラリーにて。
1960年製作。韓国映画の鬼才キム・ギヨンの処女作。

キム・ギヨンの評判は最近、ネット上でよく目にしていて、
どうにか観ることが出来ないか、と思っていたら、
映像文化ライブラリーで上映する、という話。
炎天下に文化ライブラリーへ急行。

券売機で入場券を買おうとすると、いつも500円のところが370円。
嫌な予感がしたが、シアターに入るとやっぱりプロジェクター上映。
おまけに完全にはフィルムが残ってないのか、
所々、傷だらけで英語字幕入りのフィルムに変わり、
場面も微妙に飛ぶ不完全な状態。
それでも、悪夢的なキム・ギヨンワールドへの入門篇には十分。
物語は、幸せなピアノ教師の家庭に下働きの下女が
やって来たことによって崩壊するまでの話。
とにかく凄い映画。
出てくる女がみんな凄い。そして魅力的。
下女役は若い頃の藍とも子を細くしたようなキュートな女優。
そんな彼女が登場早々、素手でネズミ捕まえたり、
主人公のピアノ教師誘惑したりの大活躍。
女工役の西川峰子みたいなのも強烈。
それに比べて、主人公を含む男達は皆、精彩を欠いていたが、
一人、主人公の息子役の子役(小学校低学年ぐらい)が
本気で憎たらしくて、見てて殺意すら抱くほどだった。
後で調べたら『外人球団』とかのアン・ソンギの幼い頃で
二度、ビックリ。
腰が抜けそうになる驚天動地のオチまで目が離せない映画。


『天使の欲望』
天使

「真珠夫人」「牡丹と薔薇」なんかの愛欲ドロドロドラマで
おなじみの中島丈博脚本&東映が誇る
「映画人(かつどうや)烈伝」関本郁夫監督という最強タッグの一本。
津軽から東京に出て看護婦をしている姉妹の、男を巡る愛憎が、
しまいには全裸での殺し合いに発展。
いわゆる「東映ポルノ」の一本なんだが、
エロなんかそっちのけで、
自我の強すぎる登場人物達の、極端な行動に爆笑する場面も多い、
それでいて見終わったら逞しい女の生き様が強く心に残る、
突き抜けた一本だった。
東海テレビ製作の昼ドラ好きは必見だろう。
乞うソフト化!


『バッド・バイオロジー 狂った性器ども』

『バスケットケース』のフランク・ヘネンロッター、
十数年ぶりの劇場映画復帰作。

ヘネンロッターの映画は、確か十代最後の歳に、
レンタルビデオが出たばかりの『ブレイン・ダメージ』を
観たのが最初だと思う。
人間の脳を食べる怪物と、怪物に寄生され、
お返しに脳に「よくキク奴」を注射してもらって
マンモスうれP青年の物語。
チープな特撮と、「よくこんなもん映像化するよな!」という
奇想が続く素晴らしい映画だった。

あれから20年以上。
普通、こういう「昔、凄かった」ジャンル映画の鬼才が、
久しぶりに映画を撮ると、渋いけど情熱の失せた、
枯れた映画になる場合が多い気がするが、
ヘネンロッターの辞書に「老成」などという言葉はナッシング!
技術的にも昔と変わらず。言われなければ21世紀の映画とは思えない出来。
物語は、七つのファジャナイルを持つ女と、
元気すぎる「ポケモン」を持つ男のバトル。
男と女の秘め事を、てらいも無く映像化すると、
かくも身もフタもないバカ話になるのか、
と、目から鱗の素晴らしい映画だった。
ヘネンロッター、マジリスペクトっスよ!

以上三本、男と女の間の、深くて暗い河について
熟考したような映画ばかりであった。
勉強になりました。


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テーマ:この映画がすごい!! - ジャンル:映画

映画 | 02:46:28 | トラックバック(0) | コメント(0)
「活動写真の限界に挑戦して…」
久しぶりの日記は訃報。
ついに、来るべき時が来てしまった…。

「仁義なき戦い」の俳優・山城新伍さん死去
8月14日7時40分配信 読売新聞

 テレビ時代劇「白馬童子」や、バラエティー番組での軽妙な司会で知られた俳優の山城新伍(やましろしんご)(本名・渡辺安治(わたなべやすじ))さんが12日午後3時16分、嚥下(えんげ)障害による肺炎のため、東京都内の老人ホームで死去した。70歳だった。


朝、起きて最初に見たニュースがこれだった。
悲しい…。

昔、「新伍の○○」みたいな冠番組で、
口を歪めて辛辣なトーク繰り広げていた
山城新伍の事は正直、苦手だった。
しかし、ビデオで『不良番長』シリーズ観るようになってから、
シリーズ途中から参入した「五郎」役で
アドリブギャグ満載で脱線しまくる姿を見て以来、
大ファンになった。
照れも無く、ひたすら真剣にバカバカしい事を
やり続ける姿は、何と言うか、神々しささえ感じられたのだ。
まさに「活動写真の限界に挑戦」していたんだと思う。
一度でも山城新伍が出ている『不良番長』観た事がある人なら
同意してもらえるんじゃないかな?
カポネ団

そういえば先日亡くなった大原麗子も初期カポネ団員。
(安岡)力也は数年前から具合が悪いらしく、
メディアに出ていない。
番長までが、自身のブログ「梅宮辰夫の不良番長(ベタだね!)」で
こんな姿を晒している。

だから、そのうち誰かが…、とは内心、覚悟していたけど
よりによって、いつもラストで番長と一緒に生き残る五郎が、かよ!
現実は辛いなあ。

ビバ!番長!
カポネ団フォーエバー!!

テーマ:俳優・女優 - ジャンル:映画

不良番長 | 14:19:12 | トラックバック(0) | コメント(1)

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