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赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

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オルカ


マイフェイバリットムービー『オルカ』がDVD化されるらしい。
いつまで待っても出ないのであきらめていたんだが、うれしいニュースだ。

この映画、世間では「ジョーズのバッタもん」以上の評価をめったに聞かないが、
自分的には大好きな映画。

ストーリーは、生け捕りにしようとした雌シャチと
腹の胎児を死なせてしまったノーラン船長(リチャード・ハリス)を
夫の雄シャチが執拗に付け狙う、という内容で、
ご都合主義の展開やキャラクターの性格の
不明確な点も散見される。

しかし、いわゆる普通の動物パニックと違い、
この雄シャチは高い知能と人間的な感情を持ち、
闘いを避けて港町に引っ込むノーランを挑発して
町の人々から孤立させ、海に出ざるを得なくさせるなど、
まるで死神のようなイメージで描かれている。
ノーラン自身も飲酒運転の車に妻子を殺された過去が語られ、
あたかも自分自身との闘いであるかのようにも見える。

撮影は終始、落ち着いたトーンになっており、
特に後半、シャチを追って氷の海を航海するようになると、
氷の白と鉛色の海、モノトーンのシャチが
絶妙のコントラストを醸し出す。

移民であるノーランが学者のシャーロット・ランプリングに
『船の借金を返してアイルランドへ帰りたかった』と
告白するシーンは泣ける。
このあたりの、ショックシーンは多いものの
基本的には豪快な海洋アクションの「ジョーズ」とは
正反対の陰性な内容は
プロデューサー=ディノ・デ・ラウレンティス(イタリア人)と
監督=マイケル・アンダーソン(イギリス人)の
資質によるものが大きいのでは?

終始ウエットなエンニオ・モリコーネのサントラも素晴らしい。
メインテーマは掛け値なしの傑作だと思う。
寝苦しい真夏の夜のBGVにも最適。


加えて、本DVDにはテレビ放送時の
日本語吹き替えも収録されているらしい。
個人的には原語版より面白かったので、
是非、吹き替え版を鑑賞してほしい。

『オルカを見ずして、愛を語るなかれ!』

しかし、このジャケットデザインはないだろう…。




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テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

SF/ホラー | 23:52:18 | トラックバック(0) | コメント(0)
デビルズ・バックボーン


地元の映画館にてギレルモ・デル・トロ監督
『デビルズ・バックボーン』を鑑賞。
スカパー!シネフィルイマジカで2年ほど前に観たが、
スクリーンでは未見。
どうも当地では未公開だったそう。
上映してくれた劇場に感謝だ。

子供が主役で、スペイン内戦下の物語、
おまけにナイフ、虫、銃殺と、
デル・トロ節が効いた内容。
『パンズ・ラビリンス』とは地続きのように思える。
同じくスペイン映画の『ミツバチのささやき』も意識してる、
と思うのは考えすぎか?

登場人物の名前、カルロスだのカルメンだのコンチータだの、
耳慣れた名前が多いが、
スペインは人名のバリエーションが少ないのか?

自分は生き物の中でもナメクジは
かなり苦手(得意な人のほうが珍しいだろうが)な方だが、
彼の国のそれは子供の掌ぐらいあるようで。
そういえばナメクジホラー『スラッグス』もスペイン産だ。
それを主人公の子供は箱で飼っていて、手に乗せたりする。
普通なら鳥肌ものの描写のはずだが、
意外や不快感を感じず。むしろ可愛く感じる。
デル・トロの演出力のせいなのか?

オタク趣味全開の『ヘルボーイ』シリーズも好きだけど、
この映画は抑制の効いたタッチでとてもいい。
デル・トロ作品中では一番好きかもしれない。
何度でも観てみたい、と思わせる一本。





テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

SF/ホラー | 15:58:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
暴力脱獄


自分でも理由は良く分からないが、
昔から、「脱獄」を描いたドラマが好きだ。
『女囚さそり』、『暴動島根刑務所』、『ダウン・バイ・ロー』。
ルパン三世「脱獄のチャンスは一度」とか。
プリズナーNo.6も、脱獄モノと言えるのかも。

スカパー!シネフィルイマジカにて『暴力脱獄』を観た。
1967年製作、主演は去年、亡くなったポール・ニューマン。

邦題は、東映三角マークに荒波が砕けて、
「網走番外地」のメロディーをバックに、
ケンカやリンチが続きそうだが、
アメリカンな囚人たちは陽気で、和気あいあい。
意外なぐらい静かで、淡々とした内容。
「暴力」をふるうのは、主に看守。

ニューマン演じるハッタリ屋のルークは、
負けず嫌いだが、憎めない性格で、やがて囚人たちの
シンボル的な存在になる。
何があっても動じなかった不屈のルークだが、
唯一の肉親である母親の死によって、脱獄バカの血が騒ぎ、
理由なき脱獄を繰り返す。

途中、屋外での作業中、近所の金髪の女が、囚人達に見せびらかすように
薄着で洗車する、ラス・メイヤーの映画みたいな見せ場もあり。
男ばかりで映画にうるおいが無い、と思った製作者のサービスか?

死のまさにその瞬間まで笑っているポール・ニューマンもいいが、
オールスター大作でおなじみの熊親父、ジョージ・ケネディが
演じた牢名主ドラッグがいい。
当初は、常に不敵なルークを生意気だと対抗意識を燃やすが、
ボクシングで、倒れても倒れても向かってくるルークに
漢気を感じ、 一目置くようになる。
ルークを思ってのラストの行動には男泣きだ。
『死霊のかぼちゃ』や角川映画にまで出る、
仕事選んでなさそうなケネディの代表作じゃなかろうか?

音楽は『燃えよドラゴン』、『スパイ大作戦』の作曲家ラロ・シフリン。
ギターによる、素朴でリリカルなテーマ曲が胸を打つ。
静かなこの映画の、良いアクセントになっている。
劇中、ニューマンが母の死を想って一人、バンジョーを弾きながら
カントリーソングを歌う場面も味がある。

この映画も、いつかスクリーンで観たい。





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アクション | 14:57:07 | トラックバック(0) | コメント(0)

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