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赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

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吸血怪獣ヒルゴンの猛襲


Amazonより、WHDジャパンの780円DVDシリーズ
『吸血怪獣ヒルゴンの猛襲』が到着。
本邦未公開、TV放映時に付けられた邦題が素敵な
本作だが、1959年アメリカ作品。
製作会社は「早い、安い、出来は微妙」なB級専門会社AIP。
かのB級映画の帝王ロジャー・コーマンが
エグゼクティブプロデューサーとして名を連ねる本作。
コーマン門下からはコッポラやモンテ・ヘルマンなどの
才人が多数、輩出されているが、
本作の監督はコーマン御大をして「あいつは駄目だ」
言わしめたというバーナード・L・コワルスキー。
もちろん『バニシング・ポイント』とは無関係である。

舞台はアメリカの田舎町。
酒場の経営者の浮気妻が間男と沼で逢引き(他に場所は無いのか?)
していると、ショットガン持った亭主が現れ…、と、
まるで週刊新潮の「黒い事件簿」みたいな修羅場にヒルゴン登場。
不倫カップルを沼の底に引きずり込む。
亭主は殺人の下手人としてシェリフにお縄にされるが、
恐怖のあまり、獄中で首吊り自殺。
この事件に挑む主人公は自然保護官。
しかし、小さな沼を一日中探し回っても何も見つけられない
どうにも間が抜けた奴だ。
そのうち、沼底には洞窟があるんじゃないの?という
思いつきのような推理でダイナマイトを爆破させると、
犠牲者達の死体がプカー、と浮いてきた。
ダイナマイトをものともしないヒルゴンに、
水中銃とナイフというお粗末な装備で巣穴を急襲する主人公。
62分の小品ゆえ、時間切れでーす、とばかりに
あっけなく倒されるヒルゴン。~完~

この780円シリーズDVDは画質に問題があるものが多いが、
本作もご多分に漏れず、傷だらけ。
モノクロ画面の本編は、森やら沼やら薄暗いシーンが多く、
何が映っているのか分からない場面多数。
しかし、そんな事もどうでもよくなるぐらい、
本編は投げやりでタルい展開。
1シーン1カットの場面が多いんだが、カットの最後は
その場にある小道具にパン&ズームして終わり、
というのがずっと続く。
だが、そのアップになるものが伏線や次の展開への
暗喩になっている訳ではないのでなんだか腰砕け。
1時間少々なのに緊張感が持続しないのでは
コーマンの怒りもごもっともです。

肝心の「ヒルゴン」は、デザインはともかく、
ぬいぐるみの出来が湿った寝袋みたいなのはなんともはや。
しかし、犠牲者をすぐには殺さず、巣穴に連れ込んで
生かしたまま血を吸いまくるのはかなり怖い。
そして、そんなぬいぐるみ丸出しなヒルゴンが
水中をトリックなしで必死で泳いでくるイメージはもっと怖い。
ぬいぐるみを通して演じる役者の執念が伝わってくるようだ。
子供の頃に観たらトラウマ必至だ。

ぬいぐるみのヒルゴンより、浮気妻の水中での水死体顔と
主人公の毛ガニみたいな胸毛がリアルな恐怖を感じさせた。
やはり作り物より現実のほうが怖いな、とつくづく思った。





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テーマ:ホラー - ジャンル:映画

SF/ホラー | 02:26:17 | トラックバック(0) | コメント(0)

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