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赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

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私は怪魚をみた
釣れた!


数年前にスカパー!ファミリー劇場で放映された2時間ドラマ。
元は「木曜ゴールデンドラマ」で放映されたものらしい。
製作は東映。脚本・田坂啓、監督・高橋繁男。

女性誌記者・坂口良子は商事会社常務で「モーレツビジネスマン」の丹波哲郎の私生活を記事にするため接近するが、丹波は突然、辞表を提出し、退社していた。不可解に思った良子は取材を続け、世界的建築家・仲谷昇と石油会社の佐藤允に密会する丹波を目撃、彼が新たなプロジェクトを始める事を確信する。
丹波を追って離島・浮之島へ向かう良子。漁師・浜村純の孫の無表情で喋らない少年に案内された良子は海岸にある丹波達三人のプレハブ小屋を発見する。三人は良子に真相を告白。彼らはその海岸に棲息する全長十メートルにもなる巨大なクエをハイテク装備と巨大クレーンで釣り上げようと言うのだ。
ある晩、ついにクレーンに魚の反応が。必死に釣り上げようとする三人だが、クエは仕掛けを引きちぎり、電動ウインチを破壊して逃げる。クエを釣り上げるのは無理だと判断した仲谷と佐藤は東京に帰る。諦めずクエ釣りを続ける事を宣言した丹波のワイルドな男の魅力に参った良子はその日から世話女房と化し、炊事、洗濯と甲斐甲斐しく身の回りの世話を焼き始める。
島に一本しかない役場の電話で編集長・河原崎長一郎から良子に連絡が。丹波が常務時代の外為法違反で逮捕寸前だというのだ。驚く良子は丹波にその事を伝え、勢いで愛を告白。丹波は逮捕されることを知っており、残された時間をクエ釣りに賭けたい事、会社人間として家庭をかえりみなかったため妻に自殺された事を打ち明ける。ドラマが盛り上がり、警視庁のヘリが飛来した時にアタリが!人力で必死にウインチを回す丹波!そのとき、今まで物言わなかった少年が「やめろーやめるんだー」と棒読みで丹波にしがみつく。祖父・浜村純と二人暮しの少年にとって、クエは大事な友達だったのだ。クエは怪力でクレーンを壊し、逃げる。やがてやって来た刑事に連行される丹波。「ジャーナリストなら私の写真を撮れ」と言う丹波を写真に収める良子だが、丹波が去った後、そのフィルムを海に投げ捨てるのだった。逃げたクエは少年に見送られ、悠々と海へ帰って行った
「木曜ゴールデンドラマ」は「火曜サスペンス劇場」同様、日本テレビ系列で放送されていた二時間ドラマ枠。当時「ネタがかぶってるのになんで同じような枠があるんだろう」と疑問に思っていたが、今回、エンドロールまで見て謎が判明。「木曜~」は関西のよみうりテレビ製作だったのだ。道理でミヤコ蝶々とかが主演の人情物が多かったわけだ。
しかし『私は巨大魚をみた』ってミもフタも無いトンデモなタイトル、気分は川口浩だ。普通の役者ならそのタイトル聞いて断りそうなものだが、さすがは世界のタンバ、器が違います。きっといつも通り、台本には眼を通さなかった事だろう(笑)。そしてモーレツ商社マン→釣りキチ三平という役柄を説得力を持って演じられるのはタンバ以外、考えられないというぐらいのハマリ役。胡散臭さと男臭さ全開で演じている。坂口良子との別れの時、逮捕に来た刑事二人を「私が自殺するような男に見えるか」と言って説得、プレハブ小屋で待たせるなんて芸当はタンバにしか出来ない。坂口良子が求愛する河原崎長一郎の事も忘れ、タンバにメロメロになってしまうのも納得。タンバと手を組むのが仲谷昇と佐藤允というこれまた胡散臭い二人なのもうれしい。タンバ自身が「私の作品には必ず出てもらう」とどこかで言っていた野際陽子もクラブのママ役でゲスト出演。しかしそれ以外のちょっとだけセリフのある役の人(少年役含む)は何故かセリフ棒読みの人が多い。予算のせいだろうか。
スタッフはプロデューサー・武居勝彦以下、東映の『特捜最前線』で見た名前の人が多い。トンデモな題材を地味ながら手堅い人間ドラマに仕上げている。ラスト、サラリーマン時代の自分を反省し、人生の黄昏を感じさせるタンバの姿には不覚にもホロリとさせられた。しかし、何もかもぶち壊しなのがエンドロール。巨大魚のハリボテ操演のメイキング映像だ。金と時間が掛かっているのは分かるが、ドラマの余韻が台無しだ。正直、その操演も魚の造型も「オソマツ」としか言い様が無いんだが…。





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テーマ:懐かしドラマ - ジャンル:テレビ・ラジオ

TV | 21:41:18 | トラックバック(0) | コメント(0)

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