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赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

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紙芝居昭和史 黄金バットがやって来る
ドクロを取った状態

藤岡琢也が亡くなった。
フジタクと言えば我々の世代にとってはやはり「サッポロ一番」のCMで十年一日の如く唄い踊っていた色眼鏡のおっちゃんではないだろうか?一時期、エースコックのCMで石立鉄男が「わーかめスキスキー!」と叫んでいたのはきっと対・フジタク対策だったのだろう。しかし石立CM終了後もフジタクCMは続き、本家の強さを見せつけた。
珍しいところでは劇場版『うる星やつら2』の夢邪鬼。イイ声だった。
近作では『渡鬼』の鬼役か。最近、鬼役がフジタクからスーパージャイアンツにチェンジしており、てっきりフジタク亡くなってるもんだとばかり思い込んでいた…。大変失礼しました。
今日はいつものごんべすコレクションより『紙芝居昭和史 黄金バットがやって来る』を視聴。
これにフジタクが出てるという事は前々から聞いていたが今回が初見。
'72年東宝製作。脚本・笠原良三。監督は『東京湾炎上』の石田勝心。
公園でフジタクの紙芝居を見ていた異常に老けた画学生・小林桂樹が空腹のあまり卒倒するシーンからスタート。フジタクの家でドンブリメシ二杯をかき込む桂樹。気分は裸の大将だ。
絵の腕を認められた桂樹はフジタクの紹介で因業な紙芝居元締・北林谷栄&小沢昭一親子の許で紙芝居画家となり、やがて一世を風靡した『黄金バット』を手掛ける、という紙芝居業界栄枯盛衰ストーリー。
どう見ても中年の桂樹が30前の青年だったり、桂樹vs昭一の恋の鞘当て、とか異様なシチュエーションの連続だが、それもそのはず、この映画は戦前から戦時中、戦後のテレビの登場までを描く大河ドラマ。ストーリーの進行とともに違和感は無くなってくる。
出演者の中では小沢昭一が「戦前・エセ左翼→戦中・物資横流し→終戦直後・ニセ三○人→戦後・インチキ芸能プロ社長」というC調な役柄を「小沢昭一的こころ」たっぷりに演じていて素晴らしい。
我らがフジタクは妻子を養うための紙芝居で名調子を聞かせる。紙芝居に没頭するあまり、妄想の中で黄金バットに変身、リングでナゾーと一騎打ち→勝利して妻の石井富子と熱い抱擁、といったフジタクマニアには堪えられない場面も(画像参照)
一応、喜劇仕立てなんだが最後はテレビに押され没落した紙芝居業界、という湿っぽい場面で終わる。
更には「懐かしの紙芝居コンクール」会場に向かうフジタクが車に轢かれ即死、とダメ押し。
どうも日本の喜劇は油断すると最後に湿っぽい方面に収束される傾向にあるなあ。
しかしフジタクの名調子は十分、堪能できた。ご冥福を祈ります。







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テーマ:邦画 - ジャンル:映画

東宝 | 17:32:03 | トラックバック(0) | コメント(1)
ウルフガイ 燃えろ狼男
ドラゴンじゃなくてウルフも燃えます


'75年東映東京撮影所。監督は当ブログで何度も名前が出ている東映プログラムピクチャーの雄・山口和彦
新宿の雑踏で元GSバンドのメンバー・安岡力也が見えない相手に全身を引き裂かれ死ぬ、という事件が発生。警察はかまいたちの仕業と判断するが、その場に居合わせたトップ屋・犬神明ことソニーチバは力也の断末魔の「虎が!」という言葉にただならぬものを感じ、調査を開始する。そこへさっそく襲い来るヤクザ達。チバは殺人拳にて応戦。彼はかつて全滅させられた人狼部落のただ一人の生き残りだったのだ。
事件を調べていくうちに歌手・奈美悦子が浮かぶ。今は場末のストリップ小屋の前座にまで落ちぶれた奈美は、次期総裁候補の大物政治家の息子と恋仲になったため、所属するマナベプロ(笑)の社長の差し金でGSバンドのメンバーに強姦され梅毒までうつされていた。奈美の身の上に同情し、彼女に自分と同じ「獣」を感じたチバは彼女と情交。
事件を調べる同業のトップ屋・曽根晴美をヤクザに惨殺されたチバは怒り狂い、殺人拳で大暴れ。チバの得意技は100円玉による投げ銭(!?)。東映だけに『銭形平次』?しかし多勢に無勢、危機一髪のところに幻の虎が現れ、ヤクザ達は全滅。
単身、マナベプロに乗り込んで社長・名和宏を脅すチバ。アジトに帰ると謎の男・待田京介達に奈美共々拉致される。彼らは内閣調査室のメンバー。人狼・チバの特殊能力と幻の虎を操るを持つ奈美の力を研究し、利用しようというのだ。目の前の名和宏に虎を覚醒させ、八つ裂きにする奈美。協力を拒んだチバは手術台に縛り付けられ、メスで内臓を切り刻まれる。
そのまま牢に閉じ込められたチバは満月の夜、人狼の能力を覚醒させ肉体を再生。監視員達を激殺、脱出する。そこへ襲い来る髪の毛が逆立った男。彼はチバの血液を輸血され、人狼となった男。チバと互角の力を見せるが、突然、降り出した雨に悶絶して絶命。狂犬病か?
人間に嫌気がさし、記憶の中の故郷を訪ねるチバ。山の中の猟師村で猟師たちに捕まるが、村の娘・タカ(渡辺やよい)に命を救われる。タカはチバの母と同じ名前で、唯一、平和を愛する犬神衆を信じる娘だった。タカと情交し、安らぎを感じるチバ。だがその村にも内閣調査室の追っ手がやって来た。『快傑ズバット』の戦闘員そっくりのコスチュームの手下を全滅させるチバ。そこへ待田京介に連れられ奈美が現れる。タカへの嫉妬から虎の力を発揮する奈美。タカは虎の爪に切り裂かれ、奈美はタカのライフルで絶命。怒りに燃えるチバは待田をジープごと激殺。

平井和正原作「ウルフガイ」シリーズの映画化。東宝の『狼の紋章』は少年ウルフガイが原作だったが、こちらはアダルトウルフが原作。エロス&バイオレンス濃い目の劇画チックな作風。毎度の事ながら映画の内容は変わっても山口演出とアクションバカ・チバちゃんのキャラクターは不変。いつもの殺人拳を炸裂させている。そのへん原作ファンにはどのように受け取られたのだろうか?原作の持ち味を生かすためか、目玉を潰されたり、内臓をグチャグチャえぐられたりのグロテスクな描写が多く、劇場で見たら吐き気度満点だろう。「梅毒持ちの落ちぶれた歌手」という芸歴的には全くプラスになりそうに無い役を演じきった奈美悦子の根性には脱帽。その後のワイドショー向けのスキャンダルで話題を繋ぐ己の姿を予見させているようで怖い。劇中で歌う男を呪う歌も見事にイヤな後味しか残らない。彼女の努力は報われたんだろうか?
この「虐げられた女の中の虎」というモチーフは同じく平井和正が原作を手がけた池上遼一の漫画・日本版『スパイダーマン』最終話にも使われている。こちらのバッドテイストさ加減もスゴイ。必見!





テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画

ソニーチバ | 18:59:28 | トラックバック(0) | コメント(0)

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