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赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

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オルカ


マイフェイバリットムービー『オルカ』がDVD化されるらしい。
いつまで待っても出ないのであきらめていたんだが、うれしいニュースだ。

この映画、世間では「ジョーズのバッタもん」以上の評価をめったに聞かないが、
自分的には大好きな映画。

ストーリーは、生け捕りにしようとした雌シャチと
腹の胎児を死なせてしまったノーラン船長(リチャード・ハリス)を
夫の雄シャチが執拗に付け狙う、という内容で、
ご都合主義の展開やキャラクターの性格の
不明確な点も散見される。

しかし、いわゆる普通の動物パニックと違い、
この雄シャチは高い知能と人間的な感情を持ち、
闘いを避けて港町に引っ込むノーランを挑発して
町の人々から孤立させ、海に出ざるを得なくさせるなど、
まるで死神のようなイメージで描かれている。
ノーラン自身も飲酒運転の車に妻子を殺された過去が語られ、
あたかも自分自身との闘いであるかのようにも見える。

撮影は終始、落ち着いたトーンになっており、
特に後半、シャチを追って氷の海を航海するようになると、
氷の白と鉛色の海、モノトーンのシャチが
絶妙のコントラストを醸し出す。

移民であるノーランが学者のシャーロット・ランプリングに
『船の借金を返してアイルランドへ帰りたかった』と
告白するシーンは泣ける。
このあたりの、ショックシーンは多いものの
基本的には豪快な海洋アクションの「ジョーズ」とは
正反対の陰性な内容は
プロデューサー=ディノ・デ・ラウレンティス(イタリア人)と
監督=マイケル・アンダーソン(イギリス人)の
資質によるものが大きいのでは?

終始ウエットなエンニオ・モリコーネのサントラも素晴らしい。
メインテーマは掛け値なしの傑作だと思う。
寝苦しい真夏の夜のBGVにも最適。


加えて、本DVDにはテレビ放送時の
日本語吹き替えも収録されているらしい。
個人的には原語版より面白かったので、
是非、吹き替え版を鑑賞してほしい。

『オルカを見ずして、愛を語るなかれ!』

しかし、このジャケットデザインはないだろう…。




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テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

SF/ホラー | 23:52:18 | トラックバック(0) | コメント(0)
デビルズ・バックボーン


地元の映画館にてギレルモ・デル・トロ監督
『デビルズ・バックボーン』を鑑賞。
スカパー!シネフィルイマジカで2年ほど前に観たが、
スクリーンでは未見。
どうも当地では未公開だったそう。
上映してくれた劇場に感謝だ。

子供が主役で、スペイン内戦下の物語、
おまけにナイフ、虫、銃殺と、
デル・トロ節が効いた内容。
『パンズ・ラビリンス』とは地続きのように思える。
同じくスペイン映画の『ミツバチのささやき』も意識してる、
と思うのは考えすぎか?

登場人物の名前、カルロスだのカルメンだのコンチータだの、
耳慣れた名前が多いが、
スペインは人名のバリエーションが少ないのか?

自分は生き物の中でもナメクジは
かなり苦手(得意な人のほうが珍しいだろうが)な方だが、
彼の国のそれは子供の掌ぐらいあるようで。
そういえばナメクジホラー『スラッグス』もスペイン産だ。
それを主人公の子供は箱で飼っていて、手に乗せたりする。
普通なら鳥肌ものの描写のはずだが、
意外や不快感を感じず。むしろ可愛く感じる。
デル・トロの演出力のせいなのか?

オタク趣味全開の『ヘルボーイ』シリーズも好きだけど、
この映画は抑制の効いたタッチでとてもいい。
デル・トロ作品中では一番好きかもしれない。
何度でも観てみたい、と思わせる一本。





テーマ:映画館で観た映画 - ジャンル:映画

SF/ホラー | 15:58:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス/ 3-D
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『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス/ 3-D』を、
近所のシネコンにて鑑賞。

ポスターによると、通常版の公開から15周年なんだそうだ。
公開当時は、劇場へは行かなかった。
ビデオやDVDで散々、観たが、
一度、劇場で観たいと思っていたので、
良い機会だし、劇場へ。

入場前に渡されたのは、紙製の赤青メガネではなく、
プラスチック製の偏向メガネ。
「上映後にお返しください」との事。
土産にならなくて残念だ。

上映前の予告は立体映画が何本か。
こうしてみると、立体映画というのはコンスタントに
作られ続けているのだなあ。
特に観たいものは無かったが。

本編前のディズニーの3Dのロゴ。
ビックリ箱から飛び出たパンプキンヘッドが
本当に目の前まで飛び出てきてビックリ。

本編は、画面をフォトショップで切り抜いて、
アニメのマルチ撮影台で再撮影したような立体感。
立体映画としては正直、物足りないが、
シーン丸ごと3DCGで作り直されたりしていたら
それはそれで嫌だと思うので、こんな物かもしれない。
オリジナルに敬意を払った立体化、とも言えそうだ。
もともと立体的な『ナイトメアー~』には、立体映画が似合っている。

ストーリーはもちろん、オリジナル通り。
画面も、ほぼオリジナルと同じ。
雪のエフェクトが3Dでやり直してあって、
かなり飛び出して見えたのと、
エンドロールでキャラクターのデザイン画が合成してあった事ぐらいしか
違いに気づかなかった。
最初から立体メガネかけっぱなしなので、
途中でジャックが「さあ、みんな、メガネをかけてみよう!」
とかいう趣向も無かった。

実は、上映前に最も恐れていた事は、
吹替え版である本編が吹替えをやり直されていて、
聴き慣れた日本語版とキャストが変わっているのではないか、
という事。
しかし、ジャックは篠原涼子の旦那の声で歌い踊り、
町長はハクション大魔王の声で「オロローン!」とむせび泣く
いつものバージョン。
変なタレントの吹替えになって、イメージが壊れなくて良かった。
金、かけて無いだけなのかもしれないが。

この映画を観て一番、驚いた事。
それは、帰宅して向かったパソコンの液晶画面が
飛び出して見えたこと!
立体後遺症か?
だんだんと直ってはきたが。



テーマ:ナイトメアー・ビフォア・クリスマス - ジャンル:映画

SF/ホラー | 09:06:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
戦慄!呪われた夜
スカパー!FOX MOVIESにて視聴。
監督は『ハウリング2』、『同3』のフィリップ・モラ。
原題は『The beast within』 。

その昔、輸入ビデオで日本未公開の映画を観るのが
流行っていた時代があって(なんだか年寄りになった気分)、
当時『死霊のはらわた』、『クリープショー』、『ビデオドローム』
なんかと並んで要注目作だった映画。
その後、他の映画は劇場公開やビデオ化されたが、
本作のみは未公開、ビデオリリースもなし。
深夜にひっそりテレビ放送された事もあるらしいが未見
(邦題はその時の放送タイトル)。
と、いうわけで長年、気になっていた映画。


車で新婚旅行をしているカップルが、
沼地でタイヤをとられ、助けを求めるうち、
奥さんが正体不明の怪物に犯され、妊娠。

17年後、成長したマイク青年は原因不明の病で瀕死の状態。
「原因は遺伝病」と判断した両親は、マイクの父親の
手がかりを求め、その街へ。
マイクも何かに導かれるように車で同じ街へ。
そこでかつてその街で起きた忌まわしい事件に突き当たる。
そして、なぜか元気になったマイクは怪物化して暴れまわる。

情報というものはいい加減なものだ。
手持ちの「新映画宝庫・スプラッターカーニバル」という本には
「妻を犯したのは犬」と書いてあるが、
実際には人間。
姦通の罪で地下室に幽閉され、姦通相手の夫人や
埋葬されていた死人の死肉を喰わされていた
『恐怖奇形人間』みたいな人。
字幕の無い原語のビデオしか見ていないので
わからなかったのだろうか?

あと、昔、読んだ宇宙船には
「ラスト、怪物化したマイクが人々に殺されそうになり、
あわや、というところを養父が救い、親子仲良く家に帰る」と
書いてあった気がするんだが、
実際には養父に襲い掛かったマイクの頭を実母が
ショットガンでふっとばして終わり。
なぜだ!?
もしかして本編のバージョン違いがあるのか?

閉鎖的な田舎町を舞台にしたホラー映画は好きなんだが、
この映画はどうにもノレなかった。
登場人物は妙に少ないし、街の閉鎖性の描写が足りない。

マイクは犬ではなくて、セミをモチーフにした怪物になるのだが、
なぜセミなのか、の説得力がまるで無い。
長年、地下室に幽閉された我が身をセミの幼虫に
なぞらえてはいるのだが、だからといって息子が
セミの怪人になるのは飛躍しすぎ。
いきなり脱皮するので苦笑してしまうし。

トム・バーマンの特殊メイクは、フォームラバーの
皮膚の下で風船をピコピコ膨らます懐かしの80sスタイルだが、
作り物の出来自体より、撮り方が不味い。
画面にはっきり映しすぎ。
「せっかく金かけてメイクしたんだから、たくさん映せ!」
と、プロデューサーが注文つけたに違いない。

あと、夜になる度にわざわざ「第一夜」、「第二夜」と
ダサいテロップが入るのは
「メリハリが無くて時間経過がわからん!」と
プロデューサーが判断したせいか?
しかしこれは賢明な判断なのかも知れない。
この映画の一番の問題点は
監督フィリップ・モラの演出力なんだろうな。

と、まあ、長年、期待していた割には、いささか残念な出来栄え。
まあでも、こればっかりは観てみないと、なんとも言えないしね…。

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SF/ホラー | 00:25:28 | トラックバック(0)
吸血怪獣ヒルゴンの猛襲


Amazonより、WHDジャパンの780円DVDシリーズ
『吸血怪獣ヒルゴンの猛襲』が到着。
本邦未公開、TV放映時に付けられた邦題が素敵な
本作だが、1959年アメリカ作品。
製作会社は「早い、安い、出来は微妙」なB級専門会社AIP。
かのB級映画の帝王ロジャー・コーマンが
エグゼクティブプロデューサーとして名を連ねる本作。
コーマン門下からはコッポラやモンテ・ヘルマンなどの
才人が多数、輩出されているが、
本作の監督はコーマン御大をして「あいつは駄目だ」
言わしめたというバーナード・L・コワルスキー。
もちろん『バニシング・ポイント』とは無関係である。

舞台はアメリカの田舎町。
酒場の経営者の浮気妻が間男と沼で逢引き(他に場所は無いのか?)
していると、ショットガン持った亭主が現れ…、と、
まるで週刊新潮の「黒い事件簿」みたいな修羅場にヒルゴン登場。
不倫カップルを沼の底に引きずり込む。
亭主は殺人の下手人としてシェリフにお縄にされるが、
恐怖のあまり、獄中で首吊り自殺。
この事件に挑む主人公は自然保護官。
しかし、小さな沼を一日中探し回っても何も見つけられない
どうにも間が抜けた奴だ。
そのうち、沼底には洞窟があるんじゃないの?という
思いつきのような推理でダイナマイトを爆破させると、
犠牲者達の死体がプカー、と浮いてきた。
ダイナマイトをものともしないヒルゴンに、
水中銃とナイフというお粗末な装備で巣穴を急襲する主人公。
62分の小品ゆえ、時間切れでーす、とばかりに
あっけなく倒されるヒルゴン。~完~

この780円シリーズDVDは画質に問題があるものが多いが、
本作もご多分に漏れず、傷だらけ。
モノクロ画面の本編は、森やら沼やら薄暗いシーンが多く、
何が映っているのか分からない場面多数。
しかし、そんな事もどうでもよくなるぐらい、
本編は投げやりでタルい展開。
1シーン1カットの場面が多いんだが、カットの最後は
その場にある小道具にパン&ズームして終わり、
というのがずっと続く。
だが、そのアップになるものが伏線や次の展開への
暗喩になっている訳ではないのでなんだか腰砕け。
1時間少々なのに緊張感が持続しないのでは
コーマンの怒りもごもっともです。

肝心の「ヒルゴン」は、デザインはともかく、
ぬいぐるみの出来が湿った寝袋みたいなのはなんともはや。
しかし、犠牲者をすぐには殺さず、巣穴に連れ込んで
生かしたまま血を吸いまくるのはかなり怖い。
そして、そんなぬいぐるみ丸出しなヒルゴンが
水中をトリックなしで必死で泳いでくるイメージはもっと怖い。
ぬいぐるみを通して演じる役者の執念が伝わってくるようだ。
子供の頃に観たらトラウマ必至だ。

ぬいぐるみのヒルゴンより、浮気妻の水中での水死体顔と
主人公の毛ガニみたいな胸毛がリアルな恐怖を感じさせた。
やはり作り物より現実のほうが怖いな、とつくづく思った。





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SF/ホラー | 02:26:17 | トラックバック(0) | コメント(0)
ドリラー・キラー マンハッタンの連続猟奇殺人
先日、amazonにて『ファンタズム』のDVDを買うついでに
購入した780円の『ドリラー・キラー』を鑑賞。

長年、やる気の無いレンタル屋の「ホラー」の棚や
500円ワゴンのマストアイテムだった本作。
先端恐怖症だし、
レンタルでは凡百の『悪魔のいけにえ』亜流と
一緒くたに並べられているし、
で、なんとなく敬遠してきた。

「大音量で鑑賞してください」というテロップからスタート。
ゴミ溜めのようなニューヨークの街の汚いアパートでの、
画家の主人公のどこか淡々とした、静かで騒がしい日常生活。
・・・・・素晴らしいです!

ホラーというよりも、『追悼のざわめき』みたいな手触りの映画(個人的見解ですが)。
『タクシー・ドライバー』や『吐きだめの悪魔』も入っている。
主人公は完璧に狂ったサイコキラーなどではなく、
殺人シーン以外ではちょっと気難しい自称芸術家、程度に
描かれているのもいい。
画面の粒子のざらつきは、主人公の
ささくれ立った心象を表現している様にも見える。
どこかに「最後のニューシネマ」と書いていた人がいたが、
当たらずとも遠からず、と言った感じだ。

アパートの階上に「ルースターズ」というバカバンド(本邦同名バンドに非ず)が
越してきて、昼も夜も無くドンチャン騒ぎ。
ドリラー・キラー氏の怒りのドリルは
こいつらに向けられるのか、と、思いきや、あにはからんや
路上の罪も無いホームレス達に向けられる、という
矛盾は、「弱い者達が夕暮れ、さらに弱いものを叩く」
という青春番長な構図が感じられ、パンクって素敵ね♪

画商のオカマの親父を犠牲者とすべく「今晩、一人なんだ、来ないか」
と誘うと、親父が
「ちょっと時間かかるぞ。45分ぐらい…」
と答える「朝まで待てない(byモップス)」感覚は
パンクとGS世代の断絶をあらわしている、と
勝手に思い込む事にした。
はやる気持ちを抑え、
「ワインは赤と白、どっちがいい?」
必死に平静を装って訊ねる親父が気の毒だ。

『タクシー・ドライバー』でおなじみ
コップの水に入れると炭酸水になる錠剤が出ていた。
数年前に似たようなのが大塚食品から出てたけど、
もう、売ってないのかな?
なんか無性に飲みたくなったんだが。

テロップに偽りなし。いつか劇場で大音量で観たいものだ。

本来の本命盤であった『ファンタズム』、実は今までちゃんと観たことが無かった。
学生時代から周りのホラー好きに名場面をさんざん吹聴され続け、
二十数年ぶりにしてようやく視聴が叶った。
確かに面白いし、低予算で良く出来ているとは思ったが、
やはりこれは思春期にこそ観るべき映画だと思った。
そういう意味では、齢40を前にして『ドリラー・キラー』に
こんなにもハマってしまう俺の現状って、どうよ?





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SF/ホラー | 11:49:49 | トラックバック(0) | コメント(0)
丑三つの村
地獄少年うしみつくん

我が第三の故郷・日本のテキサス岡山のご当地ムービー。
ストーリーは…、知らない人は「津山三十人殺し」で検索してください。
長い事、個人による大量殺人の世界レコードだったという事件の実録映画だ。
監督は『マル秘色情めす市場』等のロマンポルノの名匠・田中登監督。
実録物としては東映で撮った『安藤昇のわがSEXと逃亡の記録』 もある
(泉谷しげるのサントラCD化して!)。
本作は松竹製作。プロデューサーはかの奥山和由。

主演は和製ジョニー・ロットン(反論は許さん・笑)故・古尾谷雅人。
実際はトミーズ雅似(岩井志麻子談)だった主人公が
スリムなヤサ男に美化されている。
しかし、雅では後半感情移入できんしなあ。雅人で正解です。
キレた後の狂気モードもハマっているし。「いまに見ておれでございますよ」

映画は前半エロ一色。
当ブログのキラーコンテンツ・五月みどり
(冗談抜きでいまだに毎日、検索ワード『五月みどり』で誰かがたどり着く!)
もエロだが、なんと言っても池波志乃がドエロだ!
今でこそトーク番組でアキラ巻きが喋る「うちの志乃はサ、和食が得意でサ」
でしか近況が知れない半引退状態だが、
この当時の志乃のフェロモンたるや凄いものがあった。
ちょうどこの映画公開の頃、中学生だった自分は、
志乃見たさに夏休み、毎日、主演の昼ドラ(エロの全く無い噺家夫人の内助の功話)に
チャンネル合わせてたぐらいで…。
夜這いの相手が夏八木勲。そのくどい事といったらもう!
大場久美子は「この人、ホントにコメットさん?」なひどい女。
散弾銃で「スキャナーズ」ばりに頭吹っ飛ばされるシーンは
映倫からケチが付いてカットされたそうで。残念。

音楽が80sな音色のシンセで、最初「あ、これダメかも…」
と不安になったが、観てるうちに慣れてきた。
惨殺シーンでは音楽鳴らないし。
音楽は笹路正徳。ユニコーンのプロデューサー、としか知らん。

前半の陰湿エロ描写から後半、主人公の大量殺人に転じると妙な爽快感がある。
これ、当時劇場で観てたらきっと人生変わってたよ。
観てなくて良かった(そうか?)
まさに和製『タクシー・ドライバー』だ!







テーマ:ホラー - ジャンル:映画

SF/ホラー | 23:10:18 | トラックバック(0) | コメント(1)
SFダンジョン・マスター/魔界からの脱出
レンタルDVD

レンタル屋のワゴンから50円で保護。
かのエンパイア・ピクチャーズ(知ってる人はover30ですね)の初期作。
昔、宇宙船で写真見て気になっていた映画だ。
こんなのDVDなんか出ないしなあ、と買ったが、
何と、DVDはとっくに出てたんだね。
しかし、ネット検索してもレンタルばかりでセルDVDが見つからない。
早々と廃盤になったのだろうか?

75分の小品。
ストーリーは、天才コンピュータ技師のポールが
魔王にさらわれた恋人を救うため、魔界をさ迷う…、と
タツノコプロの「ポールのミラクル大作戦」と同プロット!
パックンの代わりに活躍するのがカスタムメイドのアームバンド型コンピュータ。
まだ「アップル2」とかの時代だったはずだが、PDAを先取りだ。
しかし自在にレーザー光線が出る、というのはフライングしすぎか。
RPGゲームみたいに(自慢じゃないが僕はRPGってやった事ありません)
いろんなステージをさ迷うポール。
故デビッド・アレンがクリエイトする魔人像の人形アニメ
やらゾンビやらと戦うのはともかく
ヘビメタバンド「WASP(知らん)」とステージで戦うのは意味が分からん。
内容もだが、音楽や合成、セットなんかから漂う濃厚な
エンパイアフレーバー。
画面を見ながら月曜ロードショーで『エルミネーターズ』を
観た記憶が甦った(笑)
監督はエンパイアの総帥チャールズ・バンドやデビッド・アレン含め七人。
各ステージ毎に担当したようだ。
正に往時のエンパイア(帝国)の勢いを示す作品なんだが、
数年後、エンパイアは倒産。
諸行無常ですなあ…。



テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画

SF/ホラー | 20:03:03 | トラックバック(2) | コメント(0)
恍惚の悪魔 アカサヴァ
マイミク・Sさんにお借りしたDVD。
'71年ドイツ・スペイン合作。
監督はユーロトラッシュの雄(?)・ジェス・フランコ
フランコと言えば粗製濫造。映画をビジネスと割り切った商売人である。
「商売人」といって職人芸の技術で手堅いものを作る訳ではない。手抜きの仕方が職人級なのだ。
イヤに薄っぺらな画面、意味なく繰り返されるズーム、適当な音響効果…。
単純なプロットなのにストーリーが分かりにくいのは演出がヘボだから、としか言い様が無い。
しかしそんな映画でもサントラが無茶苦茶クールだったりするから始末に悪い。
本作もグルーヴィーでモンド感たっぷりの渋谷系サントラ。
テーマ曲、テイ・トウワのアルバムの曲に似てるなあ、もしかしてトウワ、パクったの?とかぼんやり考えながら観てたらあっという間に睡魔に襲われた。一日目、撃沈!

雪辱戦の二日目はコーヒー飲んでカフェイン摂取、万全の態勢で視聴。
しかしブラウン管に集中してるはずのにストーリーが頭に入らない!登場人物、誰が誰やらよく分からないし。
邦題では「アカサヴァ」という魔女(悪女)が主役のエロチックホラーみたいだが、なんと「アカサヴァ」は地名なのだ!しかもジャケットの美女(ソリダッド・ミランダ)はほとんど脇役!
ストーリーは要約すると、不思議な力を持つ謎の石の争奪戦。
その石は直接見ると顔が(ドーランで)焼け爛れ、無気力なゾンビのようになる。そして金属を純金に変える力もあるようだが、セリフで説明されるだけ。色々な設定が詰め込まれてはいるが、すべては最後まで投げっぱなし。
ジャンル的にはお色気スパイアクションか? 予算の規模から考えてかなり無理めな内容と言えよう。
だからと言ってフランコは気負わず、いつもの手抜き演出。80分程の短尺なのに拷問みたいだった。『時計じかけのオレンジ』のルドヴィゴ療法か!
睡魔と闘いながら観るうちに、夢と映画が混沌としてくる。さながら熱に浮かされた時に見る悪夢みたいで。彼の地ではクスリをキメて観るような映画なのかもしれない。
この映画はカットして日本語吹替えし「午後のロードショー」で放送するとちょうどいいだろう。もちろん間には「二光お茶の間ショッピング」を入れて。
こういう映画はスチール見ながらサントラ聴いて内容にアレコレ思いを馳せてる時が一番楽しいなあ…。







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SF/ホラー | 12:18:29 | トラックバック(0) | コメント(0)
ナイト・オブ・ザ・コメット
パッケージ


近くの中古店にて100円で買ったVHSソフト。監督トム・エバーハート、'84アメリカ作品。
パッケージを開けるとまず目に入ったのが金のラベル。懐かしのにっかつビデオフィルムズのビデオソフトだ。当時「死体と遊ぶな子供たち」とか観たな。中川信夫の「地獄」とかも同じ金ラベルだったような。
その昔、愛読してた「宇宙船」でよく未公開映画の拾い物として紹介されており気になっていたが今回20年ぶりの対面である。以前、予告篇は見ていたが、シンディローパーが流れる小粋な青春ホラーアクションという印象だった。
流星雨が降り注いだ翌日、人類の大部分は灰になり、残った人間もゾンビ化する。主人公の姉妹はそれぞれ車庫などにいて流星を見ておらず、人間のいなくなった街でサバイバルの日々がはじまる。うるさい継母や学校生活から解放されてのびのび暮らす二人。生存者を求めて放送が続くラジオ局へ。しかしそこには自動放送の施設があるだけだった。やがてそこへやってきたトラッカーの青年と合流、それなりに楽しく暮らしていたのだが、地下で研究を続ける軍の研究施設の人間達に捕まり、ゾンビ化を防ぐ血清を作る材料にされそうになる。間一髪逃れた姉妹は同じように連れてこられた男女の子供達と共に家庭を作る。夫婦気取りの青年と姉に面白くない妹だが、やってきたオープンカーに乗った若者と一緒にドライブへ出かける。
人類滅亡の危機にも悩む事の無い子供達の映画。頭の打ちどころが悪かった「ゾンビ」という趣である。しかしそれにしては意外なほどゾンビの登場シーンが少ない。一応、肉を食べてる描写などもあるんだが。ゾンビはあくまでも舞台背景の一つに過ぎない。この映画の真の敵は施設の研究者達、暗くて身勝手な大人たちだ。
最初に立て篭もるラジオ局のバブル期のディスコみたいな悪趣味インテリア。デパートを占拠するデカいサングラスかけて'80sニューウェーブバンドみたいな服来た不良達。流れる曲は通販の「'80sゴールデンヒッツ」みたいな選曲…。内容の能天気さも含めてどこを切っても濃厚な'80sフレーバーが感じられる。当時の自分は正直こういう映画キライだったと思うが、今見るとほのかにノスタルジックでイイ感じだ。能天気なハッピーエンドと意味の無いサプライズエンディングもいい。個人的には先年の「ショーンオブザデッド」より楽しめた。
主人公(姉)

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SF/ホラー | 22:27:02 | トラックバック(0) | コメント(2)
巨大蟻の帝国
「蟻地獄」とはナイスなコピー(笑)

昭和の終わりに東京で暇な専門学校生をしていた頃、テレビ東京でエアチェックした昼間の90分枠のロードショーのビデオを再見。監督は「Mr.BIG」の異名を持つバート・I・ゴードン。バッタが巨大化する「終末の兆し」や人間が巨大化する「戦慄!プルトニウム人間」等、実物をチープな合成やミニチュアワークで巨大に見せる映画を作り続けた映画職人だ。冒頭、記録フィルムにウルトラQ調の不吉なナレーションでアリの生態を説明。実物のアリがクローズアップでワラワラ動く様は虫嫌いにはツライかも。そして、この手の映画ではお約束のような防護服(白ではなく真っ赤!)の男達が船から有害物質を不法投棄するシーン。『企業による環境破壊について訴えてます』風、安易な社会批判がいかにも70年代でいい感じ。その後、物語は、沼地を将来有望な別荘地だと言いくるめて一儲けを企む因業な女社長&色男と、それぞれワケアリな見学者達が巨大アリと攻防戦を繰り広げる。生き残った数人は近くの街で警官に保護され、一件落着かと思いきや、そこは女王アリのフェロモンで奴隷にされた人々の街だった。やがて住人達に捕まり、女王アリのフェロモンの洗礼を受けるその時、船長のオヤジが隠し持っていた発炎筒で反撃、アリ達を砂糖工場ごと焼き殺し、ボートで逃げてEND。前半は巨大生物パニック、後半は侵略ホラー(笑)。「スター・ウォーズ」一作目の頃の映画だが、特撮の出来はともかく、ノースターながらツボを心得た展開で飽きさせない。私はこういう映画は技術よりもアイデア一発で見せる物が好きだ。Mr.BIG、さすがベテラン。いい仕事してますねえ。このビデオは90分枠の為、本編は正味70分、しかも日本語吹替え。それでも面白いんだからテレ東マジック恐るべし。

テーマ:特撮・SF・ファンタジー映画 - ジャンル:映画

SF/ホラー | 22:39:26 | トラックバック(0) | コメント(1)
ドラキュラ 吸血のデアボリカ
クリストファー・リー

GYAO「世界Z級映画」にて鑑賞。
ここ最近うちのパソコンではGYAOのの音声は出るのに映像が出なくて正常に視聴できなかったのだが、ネット検索の結果、メディアプレーヤーの設定のせいであることが判明。いつの間に設定変わってたんだろう?
そういうわけで久々に鑑賞。監督はユーロトラッシュの雄(?)ジェス・フランコ。出演はドラキュラ伯爵にクリストファー・リー、ヘルシング教授にハーバート・ロム、精神病院の入院患者にクラウス・キンスキーという怪奇映画ファン垂涎の国際的キャスト。しかしまったく盛り上がらないのは何故だろう。ズームを多用した薄っぺらな映像が眠気を誘う。事実、昨晩見たときは冒頭十分ほどで熟睡してしまった。監督の力量ゆえか手抜きのせいか?
映画の内容はともかく、この「世界Z級映画」、放送する作品の大部分が昔のTV放送用で吹替え版、オマケに90分枠用にカット(実質70分)してあったりして、オールド洋画劇場ファンには堪えられない。ソフトを買う気にはならず、さりとてレンタルも見つからず、という時には最適。そんななかにクローネンバーグ「人喰い生物の島(シーバーズ)」がひっそり混じってたりするし。これからもラインナップを増やして欲しい。




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SF/ホラー | 23:54:00 | トラックバック(0) | コメント(3)
吸血鬼ゴケミドロ
吸血鬼ゴケミドロ
吸血鬼ゴケミドロ
菊池俊輔、高英男 他 (2005/12/03)
松竹

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1968年松竹製作のSFホラー。「寅さん」や「釣りバカ」系の大船調人情喜劇の印象が強い松竹だが、邦画の斜陽期には怪獣映画(ギララ)やお色気映画、アクション物など、客が入りそうなものなら手当たりしだい製作していた。監督は東映から招いた佐藤肇。SFや怪奇物の名手だが、任侠物中心の東映では作品に恵まれなかった佐藤監督が得意のフィールドで存分に腕を振るった力作に仕上がっている。脚本は推理作家の小林久三と佐藤監督とのコンビが多い高久進の連名だが、実際には小林久三は名前貸しでほとんどタッチしていないと言う噂である。ストーリーは、国内線の旅客機が墜落、生き残った人々がエゴむき出しで争うが、やがて宇宙から来た吸血生物ゴケミドロに一人一人殺されていく、という内容。娯楽作品ではあるが、当時のベトナム戦争を背景に、人間達が地上で愚かに争っている間に宇宙からの侵略者がチャンスを狙っていた事が語られる硬派なメッセージを持つ。加えて極限状態における醜い争いの描写が素晴らしい。出演者は今見るとなかなか豪華な顔ぶれだが、特に次期総裁候補の代議士・北村英三と、その腰ギンチャクの武器商人・金子信雄という東映作品でおなじみ二大性格俳優の演技が最高。北村英三は田中角栄風の大物だが実は小心者で自己中心的な代議士にピッタリ。金子信雄は出世のためには妻すら差し出す卑劣な男を粘着質に演じ切っている。二人の癒着ぶりはその後のロッキード事件を予言しているようだ。その他、最初に憑依される白スーツのスナイパーにシャンソン歌手の高英男、ゴケミドロに誰か襲わせてみようと提案する大学教授に「乳姉妹」の大丸剛造・高橋昌也など。この乗客達のギラギラさ加減の前には本来の主人公たるパイロット・吉田輝雄とスッチー・佐藤友美のカップルはあまりにも良識派過ぎて発言にも説得力がない。まあ吉田輝雄はいつもの石井輝男の異常性愛シリーズと同様、『こんな事が許されていいのか!』と悪くなっていく状況を傍観しているだけの狂言廻しなんだが。一片の望みもないラストも素晴らしい。この映画は楽しい事がある前日に見るといいかもしれない。次の日の楽しさが何百倍にも感じられるだろうから(笑)。特撮を担当しているのは「マグマ大使」、「ライオン丸」なんかのピープロダクション。確かに今日的な目で見るとちょっと苦しい出来だが、印象的な場面も多い。特に冒頭の真っ赤な空を飛ぶ旅客機のシーンはタランティーノの「キル・ビル」にも引用、というかまんまコピーされている。タランティーノ偉い!この映画、子供の頃に観た人達は大抵トラウマになっていると聞く。私は幸か不幸か二十歳過ぎてから観たが、定期的に見返さないと気が済まない。これも一種のトラウマなのかも。


テーマ:ホラー - ジャンル:映画

SF/ホラー | 16:49:49 | トラックバック(0) | コメント(7)
シャドウ・オブ・バンパイア
スカパー!・スーパーチャンネルにて鑑賞。ドイツ表現主義時代の名作「吸血鬼ノスフェラトゥ」。もしも吸血鬼を演じた俳優がホントの吸血鬼だったら・・・・。というネタ一発で作られた映画。私は「ノスフェラトゥ」はW・ヘルツォーク監督のリメイク版しか観た事がないが、あれはオリジナルに非常に忠実に作られてるんだとか。というわけで映画秘宝で読んで以来、気になってた映画をようやく観た。吸血鬼役はウィレム・デフォー。外観はオリジナルのマックス・シュレックを完全コピー。スチル写真だけ見ても『メイク技術も稚拙な時代にこの異形ぶりはスゴイ!もしかしてホンモノ?』と思ってしまうマックス・シュレックを堂々の怪演。吸血鬼としての説得力を持たせている。ムルナウ監督役にジョン・マルコビッチ。スタッフやキャストを犠牲に映画を完成させようとする鬼畜ぶり。とはいえアメリカ映画だけにそんなにドロドロしたムードはなく淡々としたタッチ。かといって爆笑できるシーンも少なくなんだか中途半端な印象ではあった。そもそも『無声映画の吸血鬼俳優が本物』なんてマニアしか喜びそうにない話、万人向けではないのだからもっとハジけてても良かったのでは?まあこういうのは好みの問題かもしれないが。プロデューサー役で怪優ウド・キアーまで出てんだからさ。ウド・キアーは数年前、歯ブラシのCMで奥菜恵と共演してたけど、メーカーの人はウド・キアーのことなんか知らないからOKしたんだろうね。オキメグは「悪魔のはらわた」とか観たかな?(笑)



テーマ:TVで見た映画 - ジャンル:映画

SF/ホラー | 15:57:04 | トラックバック(0) | コメント(2)

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