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赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

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バットマン:ダークナイト・リターンズ
コミックは小学館より

映画「バットマン(一作目)」は衝撃的だった。それまでのアメコミヒーロー映画というと陽気でおちゃらけたバカバカしい内容のものが多かったのだが、この映画は正反対のダークでアダルトなヒーロー物だった。私はそれまで(今でも)ハリウッド大作に対して正直、醒めた見方をしていたが、こういう映画を生み出し得たハリウッドの器の大きさが心底、羨ましくなった。そして、こんな映画を受け入れたアメリカ人も。だが、「バットマン」は日本では受け入れられなかった。テレビや漫画でヒーロー生産数世界一であるのに、いつまでたっても『仮面ヒーロー=幼稚な子供だまし』とハナから決めてかかる日本人の思考停止ぶりが嫌になった。そして、監督・ティム・バートンは私がもっとも信頼する映画監督となった。「スリーピー・ホロウ」を観るまではね・・・・。
そんなある日、「バットマン」ブーム再燃の火付け役となり、バートンも当初、映画化を目論んでいたという「ダークナイト・リターンズ」の存在を知った。早速、購入して一読、鈍器で頭を殴られたようなショックを受けた。内容は、引退後十年が経ち、年老いたバットマンが復活して最期を迎えるまで(!)の数日間がバートンの映画を上回るダークでハードボイルドなタッチで描かれていた。近未来の設定ではあるが、発表時の社会情勢(レーガン政権下でアメリカが右傾化しつつあった頃)を取り込んだハードなストーリー!超人がかつての赤狩りのように狩られ、スーパーマンも大統領直属の犬と成り下がった世界での孤高のヒーロー・バットマンの最後の戦い!まさに『漢の踏み絵』ともいうべきコミックだった。街灯の下で殺された両親、ジョーカーの死、等、バートンの映画版に残った要素も散見されて興味深かった。作者のフランク・ミラーは小池一夫のファンとしても名高い。「子連れ狼」の表紙を書いたりしているし。だからかどうかは分からないが、日本の漫画では久しく感じられなかった「武士道」のようなものも感じて心が震えた。
去年、「シン・シティ」という映画が公開された。メディアは賛否両論、どちらかというと「非」の方が多いかな、という風に感じた。この映画については全く情報を入れていなかったため観ないつもりだったが、終演寸前に「ロバート・ロドリゲス=フランク・ミラー共同監督」という事実を知って劇場にすっ飛んで行った。我ながら間の抜けた話だ。犯罪のはびこる街=シン・シティはまさに「バットマンのいないゴッサムシティー」だった。オムニバスストーリーだったが、ブルース・ウィリスの孤独な老刑事のエピソードはまるで「ダークナイト・リターンズ」のようで泣けた。その他、娼婦の街の女自警団の話は小池一夫「忘八武士道」みたいで嬉しくなった。フランク・ミラーは初監督らしいが、コミックをそのまま実写化したような演出は効果的だった。もし、いつの日かバットマンサーガの最終章が製作される時は、監督は是非フランク・ミラーにお願いしたい。今の世界はあの頃よりダークナイトを必要としているはずだから。




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テーマ:個人的おすすめ - ジャンル:アニメ・コミック

書籍 | 20:59:18 | トラックバック(0) | コメント(0)

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