■プロフィール

赤田ペン吉

Author:赤田ペン吉
バカ映画ハンター。
「バカ映画」の定義は、バカな映画と言う意味ではなく、バカ(赤ペン)が好む映画のことです。映画作品を貶める意図はありません。監督およびすべてのスタッフの皆さんにリスペクト!

マイクロアドBTパートナーでおこづかいゲット!


■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ
■カテゴリー
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
暴力脱獄


自分でも理由は良く分からないが、
昔から、「脱獄」を描いたドラマが好きだ。
『女囚さそり』、『暴動島根刑務所』、『ダウン・バイ・ロー』。
ルパン三世「脱獄のチャンスは一度」とか。
プリズナーNo.6も、脱獄モノと言えるのかも。

スカパー!シネフィルイマジカにて『暴力脱獄』を観た。
1967年製作、主演は去年、亡くなったポール・ニューマン。

邦題は、東映三角マークに荒波が砕けて、
「網走番外地」のメロディーをバックに、
ケンカやリンチが続きそうだが、
アメリカンな囚人たちは陽気で、和気あいあい。
意外なぐらい静かで、淡々とした内容。
「暴力」をふるうのは、主に看守。

ニューマン演じるハッタリ屋のルークは、
負けず嫌いだが、憎めない性格で、やがて囚人たちの
シンボル的な存在になる。
何があっても動じなかった不屈のルークだが、
唯一の肉親である母親の死によって、脱獄バカの血が騒ぎ、
理由なき脱獄を繰り返す。

途中、屋外での作業中、近所の金髪の女が、囚人達に見せびらかすように
薄着で洗車する、ラス・メイヤーの映画みたいな見せ場もあり。
男ばかりで映画にうるおいが無い、と思った製作者のサービスか?

死のまさにその瞬間まで笑っているポール・ニューマンもいいが、
オールスター大作でおなじみの熊親父、ジョージ・ケネディが
演じた牢名主ドラッグがいい。
当初は、常に不敵なルークを生意気だと対抗意識を燃やすが、
ボクシングで、倒れても倒れても向かってくるルークに
漢気を感じ、 一目置くようになる。
ルークを思ってのラストの行動には男泣きだ。
『死霊のかぼちゃ』や角川映画にまで出る、
仕事選んでなさそうなケネディの代表作じゃなかろうか?

音楽は『燃えよドラゴン』、『スパイ大作戦』の作曲家ラロ・シフリン。
ギターによる、素朴でリリカルなテーマ曲が胸を打つ。
静かなこの映画の、良いアクセントになっている。
劇中、ニューマンが母の死を想って一人、バンジョーを弾きながら
カントリーソングを歌う場面も味がある。

この映画も、いつかスクリーンで観たい。





スポンサーサイト

テーマ:心に残る映画 - ジャンル:映画

アクション | 14:57:07 | トラックバック(0) | コメント(0)
バニシング・ポイント(イギリス公開版)
バニシング・ポイント [DVD]バニシング・ポイント [DVD]
(2007/08/25)
バリー・ニューマン

商品詳細を見る

「今、円高なんですってよ!」
という井戸端主婦並みの経済感覚で、
輸入DVD数点をついつい購入。
今夜はその中から『バニシング・ポイント』の米国盤DVDを視聴。

国内盤もとっくに買ってるこの映画。
「Includes both US and UK movie versions」
という一文に惹かれて買ってみた。
「バージョン違い」には弱いですな。

長年、語り継がれている事だが、
『バニシング・ポイント』には、
本編からカットされているシーンが2つあるという。
一つは、主人公コワルスキーのベトナム戦争従軍の回想。
もう一つは、シャーロット・ランプリング扮する
ヒッチハイカーとのやりとり、との事。
どうやらイギリス公開版には、ランプリングのシーンが
残っているらしい。

開封し、盤面を見てビックリ。
これは、日本にはあまりない両面ディスクだったのだ。
片面にアメリカ版、もう片面にはイギリス版という贅沢な仕様。
てっきり、映像特典でカットシーンが入っているものと
ばかり思っていたので、うれしい誤算だ。

このディスクには、もちろん日本語字幕は入っていない。
しかし、何度も観た映画なので、意味は分かるし、
セリフよりも、映像と音楽が雄弁に語る映画なので
字幕は必要ないと思う。

いつもビックリさせられるのは、この映画、観る度に
新しい発見がある事だ。
毎回、違った映画を観ているようだ。
特に今回は、字幕なしで画面に集中していたので、
いろいろと新しい発見があった。

冒頭、出演者のクレジットにランプリングの
名前があって(当たり前だが…)興奮。
これがまぎれもなく別バージョンである事を思い知らされる。
当時は既に人気が出た後だからなのか、ランプリングのクレジットは
主役のバリー・ニューマンの次だ。

説明不足で意味の分からない場面が多いのは
同時期の『2001年宇宙の旅』にも匹敵するが、
荒廃したアメリカ大陸を突っ走る
白いダッジ・チャレンジャーの美しさは、
ディスカバリー号を超えている、と個人的には思っている。
その他、この映画の魅力は語り尽くせない。
気になる人には「是非、観てね」としか言いようがない。

さて、問題のランプリングのシーン。
コワルスキーが偽パトサイレンで検問を突破し、
バイカーと別れた後の土曜の夜の場面。
ラストの日曜の朝に繋がる重要なはずのシーンである。
ヒッチハイカーであるランプリングと夜道で出会って
助手席に乗せ、一夜を共にするコワルスキー
(といっても具体的な描写は無く、暗示させるだけ)。
どうやらその時に、翌朝の運命を決めたようにも受け取れる。
このシーンがあるのと無いのでは、ラストの意味合いも
微妙に違ってくる気がする。

長年、日本版(アメリカ版と同一)を見慣れている者には
どうにも違和感を覚えるシーケンスだ。
劇中、終始、無欲で虚無なコワルスキーが「行きずりの関係」ってのは
なんだか妙な感じだ。
無口なコワルスキーも、そこだけは変に饒舌だし。

しかし、ランプリングは現実に生きている人間では
ないのかもしれない。
翌朝、コワルスキーが車から出てくる場面では
助手席に彼女の姿はないのだから。
この映画の他の登場人物同様、そこにいて、そこにいない、
拡大したコワルスキーの意識の中で、
一瞬だけすれ違った人なのかもしれない。

ミステリアスなストーリーの核心に近づいたようで、
また遠ざかったようでもある。
しかし、こんなに何度も楽しめる映画は、あまり無い。
またそのうち観てみようと思う。




テーマ:アメリカ映画 - ジャンル:映画

アクション | 09:27:07 | トラックバック(0) | コメント(0)
ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!
ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~
(2008/12/04)
サイモン・ペッグニック・フロスト

商品詳細を見る

署名運動により上映が決まったという
『ホット・ファズ/俺たちスーパーポリスメン!』を
ミニシアターにて鑑賞。

この映画は、言うまでもなくコメディーだ。
しかしコメディーのわりに、劇場では笑い声がほとんど聞こえず。
コヤがオサレなミニシアターだからか?
「俺は、分かってるぜ!」的なクスクス笑いがここのしきたりなのか?
いや、単純にこの映画の笑いのセンスがずれているからだと思う。
ちょっと、辛い感じの展開が続く。

ずっとこんなかな、と思ってたら、
途中から某カルト映画みたいな展開になり、映画の流れがシフトチェンジ。
そこから、主人公は「西部警察」の渡哲也、というより
鼠先輩風のグラサン・バイオレントモード。
往年のポリスアクション風の派手なドンパチが続く。
なかなか痛快なのだが、やがて長すぎてダレて来る。
この内容には90分が妥当だと思う。
主人公の突然の性格の変化も、いくらコメディーとはいえ
気が狂っただけみたいにも感じられるし。

この監督の前作『ショーン・オブ・ザ・デッド』も
世評は高かったが、個人的にはあまりツボに入らなかった。
素材はいいけど、料理の仕方が好みでない、というか。
往年の名作へのリスペクトは感じられるが、
それならいっそオリジナルを超えて欲しい。
オールド刑事物オマージュなら、スパイク・ジョーンズの
これで十分。



この監督の次回作に期待したい。

出演者の中では、ティモシー・ダルトンが胡散臭くて良かった。
もう二度とジェームス・ボンドにはなれなそうだったが。




テーマ:アクション映画 - ジャンル:映画

アクション | 01:01:02 | トラックバック(0) | コメント(0)
ウォリアーズ
ウォルター・ヒル監督、'79年の映画。

普段は争いあっているニューヨーク中の
ストリートギャング(正しくは『チーマー』かしら?)が
セントラルパークで大集会。
リーダー格の男が演説する。
「ここへ集まったのが**千人、地元へ帰れば仲間が
**万人、組織に属していない奴が**万人!
みんなで団結しよう!
この街を支配するのは俺達なんだ!」

まるっきりア○ウェイの勧誘みたいなアジテーションに
妙に老けた若者達は「ウオォォーッ!!」と大興奮。
しかし誰かの撃った凶弾でリーダーは射殺された。
主人公・ウォリア-ズの構成員のスワンは犯人を目撃するが、
逆に「犯人はウォリアーズだ!」とデマを飛ばされ、
ニューヨーク中のチームの連中に追われる事に。

ストーリーはウォリアーズ達が、追っ手を逃れて
地元のコニーアイランドに帰るまでの話。



なんともいかついタイトル。
オマケに監督は一時「ペキンパーの後継者」と目されたヒル。
大映ドラマの「ポニーテールはふり向かない」、「不良少女とよばれて」
みたいな不良ドラマをペキンパー風味で煮しめたようなコッテリ味、と
勝手にイメージしていたが、意外なぐらいの薄味アメリカンテイスト。
ウォリアーズ達は鉄の結束で結ばれている、とかではなくて、
寄り道もしたがるし女の子にも目が行く現実的な奴ら。
腕っぷしよりもトンチで切り抜ける場面、多数。
集会にも呼ばれなかった冴えないチームの縄張りでは、
「貫禄だなー!モテるんだろ?」とゴマをする。
すられた奴は間髪を入れず
「ぜんぜんモテねえよ!!」とヤケクソで即答。思わず爆笑。

お揃いのヤンキースのユニフォームに
顔面を赤や黄色にペイントしたチーム
「ベースボール・フューリーズ」。
ブンブンとバットを振り回す姿は鬼のようだが、
素手ゴロは意外なほど弱く、秒殺。

なんだかんだでコニーアイランドに帰り着き、
思ったとおりに真犯人に狙われ、危機に陥るも、
主人公のナイフ一発で一件落着のお気楽ぶり。
ウォルター・ヒルは今、何やってるんだろうね?



テーマ:アクション映画 - ジャンル:映画

アクション | 23:34:38 | トラックバック(0)
ランボー 最後の戦場
某氏より、「今、やってる『ランボー』、絶対、観た方がいいよ!」と
全力でプッシュされ、それならば、と、劇場にて鑑賞。

『ランボー』シリーズはテレビでしか観たことが無く、
1作目以外はさしたる思い入れも無い。
1作目は泣き事、言わせたら本邦声優No.1のささきいさおの
「ベェ~トナムではな~ん億もする武器を使えたがぁ~
今じゃ~駐車場の番もぉ~させてもらえなぁ~い!」

という涙声のシャウトにノックアウト(だから他の声優の場合はイマイチ)、
連行されるランボーの姿にスライの実弟が歌う
ベタな演歌みたいな歌が流れるラストには泣かされたものだ。
さて、本作は吉と出るか、凶と出るか。

近所のシネコンに行くと、モギリのお姉さんに
半ば強制的に席を決められ、座ってみたらその列は
アベック達から遠く離され、男一人で観に来ている客ばかりだった。
隣の男は「うま味紳士」そっくりで、ポップコーンの
デカいバレルを抱えてムシャムシャ喰いながら鑑賞していた。
軽く侘しい気分になった。

映画は、ミャンマー(原語じゃ「ビルマ」っつってますね)との
国境に程近いタイの田舎で、蛇取りのオヤジとして
世捨て人のように暮らすランボー氏が、
アメリカから来た純粋まっすぐ君なボランティア達を救う為、
「神に会うては神を斬り、仏に会うては仏を殺す」と
再び冥府魔道を歩みだす、という物語だった。

のっけから「これ、本当に21世紀の映画ですか!?」とわが目を疑う位の
東映三角マーク風のワイルドかつ、アナーキーな描写が炸裂!
爆弾で五体バラバラ(仕掛けたのは八名信夫?)、
豚に喰われる捕虜(内田朝雄ですね)、
少年を餌食にするホモの軍人(林彰太郎か汐路章かな)、
喉笛を素手で引きちぎるランボー(ソニー千葉!)、とか。

ラストの戦いはほとんど『ワイルドバンチ』!
機関銃で撃たれるとCGで血肉が飛び散って
さながらミンチ工場の様相を呈していた。
内容的にも、現代っ子(死語ですね)の傭兵部隊に
男の生き様を見せつけるランボー、と、ペキンパー風味が効いていたし。

ミャンマーのジャングルで(ロケ地はタイかな?)
飛んだり撥ねたりして元気なところをアピールするスライ。
ライバルのシュワちゃんが政界入りしてすっかり
米国版・横山ノックさんになったのとは対照的だ。
ラストのアクション、ランボーが末期『デスウィッシュ』のブロンソン並みに
動いてねえぞ!という意見もあったが、
監督も兼任してるんだし、仕方ないかもしれません。

普段、僕は映画の途中で飽きてくると「あと何分ぐらいかなあ?」と
時計を見るのだけど、今回は時計を見る事もなく、
あっという間に90分が終わった感じだった。
え、ストーリーが薄い?
これはストーリーを見る類の映画じゃありませんよ。
エンドロールが長い?
それは同感。タイ人の名前が多かったですね。

日本でも、オヤジが頑張るアクション映画をもっと作って欲しいなあ。
なんだか元気を貰えました。ありがとうスライ。



テーマ:アクション映画 - ジャンル:映画

アクション | 10:55:20 | トラックバック(0) | コメント(2)
ローリングサンダー
ウィリアム・ディベインさん

お年玉に長い事、観たいのに観れないでいた
『ローリングサンダー』のレンタル落ちVHSを頂いた。
中古ビデオ屋の片隅で人知れず眠っていたらしい。
しかしなんちゅう格好いいパッケージ!

主人公・レインはベトナムの捕虜収容所で7年を過ごし、
故郷に帰って来る
(余談ながらサングラス姿がキマってる彼だが、
外すとちょっとMr.ビーン似)。
長い間、続いた苛烈な拷問に耐えるため、心が死んでしまったレイン。
不在中、妻は他に男が出来、出征前には幼かった息子とはぎこちない関係。
長い間、焦がれた我が家であるにも関わらず、居心地の悪い生活が続くが、
ある日、家に押し入った強盗達に右腕を潰され、
妻子を殺されてから彼の復讐の旅は始まった…。

脚本は『タクシー・ドライバー』のポール・シュレイダー。
ベトナム帰還兵が主人公のバイオレンスで
製作年は『タクシー~』の翌年、と(製作会社からすれば)
明らかに狙って作られたであろう一本。
しかし『タクシー~』程には世間では語られていない。
日本でもDVDは出ていないようだし。

孤独なはずのレインの旅に何故か同行して
世話を焼いてくれる女(本人曰く“グルーピー”)がいたり、
妻の間男の警官が独自に彼を追うが、人知れず強盗達に殺されたりと
ストーリーにやや未整理の部分も目立つが、
ラスト10分ぐらいで捕虜仲間の男と合流、
強盗達がいる売春宿にかち込む場面は俄然、燃える!
トミー・リー・ジョーンズさん

レイン同様、帰還後も昔の生活に戻れないでいたこの男が
レインが現れただけで事情を察し、
何の報酬も求めず、戦いに同行する辺りの展開は
明らかに本邦任侠映画のノリだ。
戦い終わって「さあ、帰ろう」とお互いを支えあって歩き出す
満身創痍の2人。
どこへ「帰る」と言うんだろう。泣ける…。

問題はその戦友が今や缶コーヒーのCMの宇宙人であるという事実だ!(笑)




テーマ:アクション映画 - ジャンル:映画

アクション | 00:18:41 | トラックバック(0) | コメント(0)
バニシング・ポイント(リメイク版)
あまりおすすめしません


本日はマイミク・Kさんに頂いた『バニシング・ポイント(リメイク版)』の中古ビデオを鑑賞。
前々から存在は知っていたものの、なんとなく手に取れずにいた一本だ。
オリジナル版を繰り返し観た私には、たとえどんなリメイクであろうと蛇足にしか感じられないだろう、と思っていたからだ。
しかしビデオも発売されて十年ぐらい経ち、気が付けばレンタル店でもあまり見かけなくなっており、ちょっと観たいな、と思いはじめていたところだった。Kさんありがとう!
ビデオをプレイすると画面はスタンダード画面。途中、フェードイン・アウトで処理されている所もあり、これが紛れも無くテレフィーチャーである事を思い知らされる。
そう、これはテレビドラマなのだ。アメリカの土曜ワイド劇場!(笑)
その時点でオリジナルのセリフで説明しすぎず、美しく撮影されたシネスコ画面で感じさせるなどという手法は無理だ。
やたら雄弁なチョイ悪アウトサイダー・コワルスキー(無名時代のヴィゴ・モーテンセン)は、妊娠した妻が早産で入院、帝王切開に間に合わせるため陸送の70年型ダッジ・チャレンジャーをぶっ飛ばす。
寡黙で、あらかじめすべてを失っている虚無なバリー・ニューマンとは別人だ。
DJ役はなぜかスキャットマンジョンみたいな口髭の白人にチェンジ!
オリジナルでは運転中のコワルスキーとスピリチュアルな交信をしていたが、リメイクでは携帯電話で会話している。あまりに即物的な描写でつい爆笑。
ヌードライダーはテレビのレイティングに配慮する為か、ビキニライダーになって登場!これまた爆笑。なぜか相方の男と役割交代してるし。
蛇捕りの老人との出会いのシークェンスはオリジナルに妙に忠実だが、これまた白人が黒人にチェンジ!
老人に連れて行かれるのは歌うヒッピー新興宗教ではなく、インディアンのコミューン。そこで宇梶剛士そっくりのインディアンとインスタントなスピリチュアル修行…、と、違いを書き出していくと空しくなっていくが、90年代のアメリカテレビムービーならこの辺が限界なんだろう。例えば土曜ワイド劇場で『0課の女・赤い手錠』をリメイクしたとして(する訳ないが笑)「ぜんぜん違うだろ!」とツッ込んでもしょうがない、というのと同じで。

ラスト、ブルドーザーに突っ込んだチャレンジャーにはオリジナル同様、コワルスキーの死体が無い、っていうのをセリフで語ってしまっているのは面白いと思った。
サラフィアンの当初のアイデア通り、ブルドーザーのバリケードを通り抜けているし(コワルスキーのイメージの中で)。しかし、その描写は妙に安く、大した余韻も残らない。
あと、音楽がまったく印象に残らなかった。どうせならプライマルスクリームの「Kowalski」でも使えばよかったのに。使用料が高くて使えないかもしれないが。もっとも'96年製作なら「Kowalski」リリース前のような気もするが。

もしオリジナルを観ずにリメイクだけ観た、と言う人がいたら是非、聞いてみたい事がある。
「あなたの心に何が残りましたか(by木村奈保子)」と。
「なんにも残らなかった」、「単なるB級暴走映画だった」
って意見が殆どなんだろうが。








アクション | 00:39:33 | トラックバック(0) | コメント(2)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。